「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

稀勢の里、引退日々雑記

20190116

これはもう、仕方がないですね。土俵を見ていても、まったく力が入らない。


今場所初めからの三日間、国技館の緊張感は異様なものがありました。いいところなく敗れがっくりとうなだれ、横綱の敗戦に座布団も飛ばない場内は、観客誰もが引退を予感した空気がTVからもありありと感じられ、正視しがたいものでした。昨日の取組後に発表があるのではないかと多くの人が思ったでしょうが、一晩明けて今日の発表となりました。


若い時から期待されながらここぞという場面で勝てず、長いことファンをやきもきさせてきました。ようやく遅咲きの横綱になったと思ったら、昇進後最初の場所で(優勝したものの)得意の左を故障し、これが力士生命の命取りに。


それ以来中途半端に出場しては負け続け、怪我も完治せず(今の彼の状態は、そういうこととは次元の違う話なのかもしれませんが)ずるずると負のスパイラルに入ってしまっていました。いったん横綱の地位に上り詰めてしまったら、勝てなくなればもう相撲を取ることは許されない。横綱での通算戦績は在位12場所、36勝36敗97休。悲運の人でありました。


今場所初日、稀勢の里の出端をくじいたのが、我らが御嶽海でした(日本の中心、上松町生まれ)。先場所千秋楽、優勝のかかった高安に土をつけたのも彼。まったく空気を読まない相撲ぶり、いかにも御嶽海らしいですね。もちろんこの状況だからといって、横綱相手に手加減しようなどと考える力士はいないでしょうが。


御嶽海は今場所絶好調。2横綱1大関に加え今日は先場所優勝したこれまた好調の貴景勝を破り、4連勝です。去る人がいれば昇る人もいる。彼もそろそろ本気になって、大関・横綱を獲りにいって欲しいものです。

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