「おいしいことなど徒然と」

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クラフトビールで街おこし 飲みもの、お酒

20181227

以前は地ビールといったものですが、今はクラフトビールという名が通りが良いですね。各地で大はやり、何十種類も揃えた専門のビアバーもあちこちにできています。


駒ヶ根にも、地元の南信州ビールをはじめたくさんの種類を飲めるお店が我が家の近所にできて、私もときどき喉を潤おしに行きます。昼は手打ちそばとコーヒー、夜はビールとおつまみを楽しめる「bien bien」というお店です。落ち着いた雰囲気で入りやすく、二次会にもgood!


さて12月初めにロータリークラブでセミナーがあり、松本でクラフトビールを作る「松本ブルワリー」の林幸一さんの講演を聴きました。林さんはバーテンダーとして世界大会に出場するなど活躍し、松本でオーセンティックバーを開きました。今では「Barのまち松本」とも言われるようになりましたが、その草分けです。


お酒で地域を元気にしたいと、仲間たちと一緒にクラフトビールのイベント「ビアフェスタ信州」を企画開催しました。(このイベント、会場の松本城公園を管理する教育委員会から横やりが入り、一度は中止を余儀なくされた経緯があること、新聞などでご記憶の方もいらっしゃるでしょう。国宝文化財に酒のイベントはふさわしくないだとか、ひどいことを言われたものです)


その会場で、お客さんから「松本のビールを飲みたい!」と言われ、林さんは返事ができなかった。各地のビールを集めたイベントでしたが、肝心の地元松本産のビールはまだ無かったのです。とても悲しく恥ずかしかったと述懐していましたが、しかしこのことがきっかけとなりました。


林さん、無かったら自分で造ればいいじゃないか!と考え、自らブルワリー(ビール製造所)を立ち上げてしまいました。2016年委託製造によって自社企画ビールの販売を始め、今年春にはついに自社工場を完成させ、直営のビアバーまで営業を始めています。すごい行動力とスピードです。


講演を聴いたあと、ぜひとも彼のビールを飲みたくなって、会場近くの酒屋さんでお店にあった7種類を1本ずつ購入しました。今月は前述したように忘年会が続き、自宅で飲酒することを控えていましたが、一段落したので少しずつ妻と一緒に飲んでいます。それぞれ個性的で楽しくいただいています。


地酒はその土地の風土(水や原料も含めて)から生まれるもの。地域の特色を打ち出すのにもってこいのアイテムです。大手ビール会社にはできないブルワリー独特の味を楽しめる、いい時代になりました。

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