「おいしいことなど徒然と」

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地獄の厨房読んだり見たり

20101012



地デジが来たけどロクな番組がない、と以前書きましたが、最近になってようやく、ちょっと面白い番組を発見。といっても、番組が作られたのは2005年だそうですが。


BS-11で月曜夜11時から放送されている「ヘルズ・キッチン~地獄の厨房」なる番組。まだ途中の2回しか見ていないのですがね。


主人公は世界的に有名なシェフ、ゴードン・ラムゼイ氏。ロンドンに三ツ星レストランを持ち、日本でも5年前汐留のホテルに名を冠したレストランが作られています。彼の元へ将来のシェフ志望の若手10人くらい(だったのでしょうか…始まったときは)が集まり、苛烈なシゴキに耐えて料理修業をする。しかし毎回1人ずつが脱落し(追放され)最後まで残るのはいったい誰?というエンターテインメント。


このラムゼイ氏が、まあ厳しいこと。若手の作った料理を味見して「こんな変な味の料理を食ったのは初めてだ!犬にでも食わせた方がいい」とか、もう罵倒の嵐なのですよ。


若手は赤と青の2チームに分かれ、実際にお客を入れたレストランで料理を競います。その日の課題に敗れたチームは、仲間の中から追放候補2名を選び、そのうち1人をラムゼイ自身が決定し脱落者が決まります。


このシステムは以前放送されていた番組「サバイバー」にそっくりです。一致団結して危機を乗り越えようとしながら、裏ではライバルを追い落とすための謀略が渦巻く。もともとアメリカの大人気番組ですが、日本では翻案がいかにも中途半端で、あっという間に打ち切りになりました。


「地獄の厨房」ではそれほどドロドロしてはいません。それよりもラムゼイの叱咤とキレっぷりが凄くて、謀略なんぞ練っている余裕はとてもなさそうです。


ディナーのコースを、すべてのテーブルに時間内にきちんとサービスする、という当たり前のようなことが、なかなかできないのです。他の皿がすべてオンタイムで完成しても、最後の一皿が2分間遅れたために、ラムゼイの指示で全部作り直し(冷めた料理を客に出すつもりか!この馬鹿野郎!)。しびれを切らしたお客は怒って次々に帰ってしまう。


それでも彼らが少しずつ成長していく様子もわかります。番組のテンポが早く、ラムゼイの鬼教師ぶり、また誰が残るかのサスペンスもあり、小気味良いです。(日本のバラエティ番組って何でこうつまらないんだろう…スタジオの雛壇芸人なんてホントにいらないと思いませんか)


昨日放送の時点で7人の挑戦者が残っています。最後まで生き残ると、どんな特典や賞金があるのか分りませんが、面白く見ています。


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30年目の再会日々雑記

20101011

この週末、高校卒業同期の同窓会が泊りがけで行われました。。


8月17日の記事でも書きました。今年は卒業30周年の節目ということで、学校をお借りしてきちんとした記念式典を行い、学校と同窓会に寄付をし、スポーツ大会で汗を流し、「大芝荘」さんに移動して大宴会、二次会…と朝から深夜まで浸りっぱなしの一日でした。酒もよく飲んだ。二日目は有志でゴルフをしたり、蕎麦打ちをしたり、名残を惜しんでいました。


一部分のみの参加者も含め、のべ150人ほど集まったかな。卒業同期生の6割くらいが参加したことになります。よく集まったよ、ほんとに。また欠席でしたが母校への寄付に協力をしてくれたくれた人も数十人。ありがとう!


この日のために去年の5月から準備を始めました。一番の苦労は、お察しの通り、名簿作りでした。個人情報を悪用する輩が後を絶たないこのご時勢、中には実際に私たちの高校の名を使った詐欺に遭った例もあるとか…皆さんが警戒されるのも、無理もないのかもしれません。


一人ひとり、ご実家に当たったり、部活などの交友関係から追ったり。電話をかけて邪険な対応を受け、凹んだ実行委員も大勢います。でもそのおかげで、現時点で消息不明の方は一桁にとどまりました。大成果だったと思います。


会ではできるだけ大勢の人と話をしようと思ってました。顔は変わっても、話をすると変っていませんね!みんな元気だ。年代から言っても、脂の乗り切った世代ですから(お腹にも)。俺もがんばらなくちゃあ!という気持ちになるのも、同窓会のいいところですね。


まだこのあと、記念誌を作ったりして、実行委員会が締まるには年末くらいまでかかるかな。こうしたイベントは大変ではあっても、呼ばれるより呼ぶ方、インサイダーでいるほど楽しいってことは以前から分っていましたが、今回も実感しました。


次は十年後、40周年です。そうはいっても、今度は誰か次の人、実行委員長やってくれ~。


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ワインを捨てたって? 飲みもの、お酒

20101007



自分のカネでないから、こういうことが平気でできるのでしょうね。。

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(産経新聞より) 経済協力開発機構(OECD)政府代表部など3つの在外公館で、年間消費量の7~29倍のワインなど1万6770本を保有していたことが6日、会計検査院の調査で分かった。別の4公館ではワインなどの酒1千本余を廃棄していたことも判明。検査院は保有量が過大だとして、購入を控えるなど適正な本数に改めるよう改善を求めた。
(中略)
 一方、品質が劣化したとしてワインを捨てた公館もあった。ニューヨーク総領事館では計約200万円で購入したワイン198本を廃棄。オーストラリアやドイツ大使館など3公館でも酒類計846本が捨てられていた。検査院には「異常気象が続いた」「大規模な停電があった」などと説明したという。

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賓客をもてなすために高級ワインを調達するのは、まあ良しとしましょう。年がら年中開けるのでなければ、マルゴーやラフィットの購入も、認めましょう。(ペトリュスやDRCは、どうかと思います)しかし年間消費量の29倍も溜め込んだと来れば、コスト感覚ゼロのお大尽たちがカネに飽かせて、面白がって買いあさったとしか思えませんな。


そして、千本以上のワインを捨てたと言うに至っては、開いた口がふさがりません。異常気象ですって?あんたの所では、1万円の高級ワインを段ボールで常温に放置してるのかね。


大規模な停電って、刑事コロンボの見すぎじゃないの。(最近、再放送していますね。とても印象的な回でした。見た人にはおわかりでしょう…でもあのときの決め手のワインは、ヴィンテージポートでしたから、高温には結構強いと思いますが)


検査院には捨てたと言って、本当は誰かの晩酌になっていたのと違いますか?


あまり知られていませんが、鈴木宗男氏は、在外公館のこのような無駄遣いと公私混同(ワインのみならず、ポンポン買った高価な絵画が何枚も行方不明になっているそうです)を国会で厳しく、しつこく追及していました。彼が実刑判決を受けたことで、外務省のネコババ官僚たちは、さぞかしほっとしていることでしょう。


これからこういうこと、チェックする人はおらんのだろうか。


ありえませんわ。 全く。


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長野県調理師会料理コンクールしごと

20101006



駒ヶ根で、こんな催しが行われました。。


年1回の大きな大会で、テレビでも度々紹介されています。県下各地の持ち回りで行われているようですが、今年は上伊那主管ということで、駒ヶ根の「アイパルいなん」で6日に行われました。


中華、洋食、和食(前菜、焼物、煮物)、甘味などの部門に分かれており、出品者は自分の厨房で作ったものを持ち寄ります。会場ではもちろん味の審査はなく、見るだけです(ゼラチンなどで固めているものが大部分でした)。


料理に添えて、出品者が色紙に「お品書き」を書きます。料理の名称、材料に加えて使った食材の原価が必須項目になっているのが面白い。県産の素材を必ず使う、というのが課題だったのでしょう、信州サーモンや果物など、どの料理にも地元の素材が使われていました。


入賞した料理には出品者の名札がついていますが、そうでないものは誰の作なのか、非表示となっています。うーん、優しいというか、厳しさが足りないというか、どんなものでしょうか。見る立場としては、欲しい情報です。(先日の洋菓子コンクールでは、すべての作品に出品者名が表示されていました)


一通りすべての出品作を見ましたが、やっぱり料理は湯気が立っていてこそおいしく見えるんだ、ってことは発見(冷菜は別)。出品作それぞれのどこが評価され、どこが減点されているのか、私にはよくわかりません。全体の構成とか、配置とか、個々の要素の出来栄えとかなんでしょうけれど。


明らかに美しくない、野暮ったい作品は「これはイマイチだなー」と思います。しかし一定のレベル以上のものの中で、入賞した作品はどこが光っているのか、専門の人に解説してもらいながら一緒に見ることができればよかったですが…。やっぱり見方がわからないと、面白くないですね。


長野調理製菓専門学校の学生さんは、特別参加としてたくさんの弁当を出品しました。全員同じ弁当箱を使い、主食は抜きでおかず等のみの出品。大挙して会場内で熱心にプロの作品を見たり、写真に撮ったりしていました。


一般の人向けに事前のPRがほとんどなく、開催を知っていた人はほんの一握りでしょう。ちょっともったいないな。でも基本的には、調理師会の内部行事なのですね。



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きのこの秋食べもの

20101005



松茸、松茸、松茸…。。


今年は豊作のようですね!猛暑と乾燥で作柄が不安視されていたのですが、先月下旬に急に温度が下がり、まとまった雨も降ったことで一気に出てきたようです。


当社では冷凍の松茸なども売ってはいるのですが、今年は生が安くたくさん出ているということで、お客様からも要望は少ないです。これはまあ、嬉しいような、残念なような。


いくら安いとはいえ、それでもやっぱり松茸は他のきのこと比べると、別格に高価です。でも松茸だけが突出しておいしいきのこなのか?と考えると、必ずしもそうでもないと思います。


季節ですからきのこ尽くしの宴会などで、いろいろなきのこが出てきますが、クリタケだってズボウだって、クロカワだって、それはおいしいですよ。


椎茸の方が松茸よりおいしい、なんて書いていた人がいましたが、そこまではどうかと思いますけどね。しかしおいしい椎茸に出会うと、値段ほどの差はあるのかな、と思うことはあります。


おっと誤解されてはいけません、私がマツタケをそんなに好きじゃない、と思われては大変!毎年きのこの宴会を仲間でやっており、今年はもう少し先に予定しています。ああ、楽しみ。また後日レポートしましょう。


ところで今月2日、東京墨田区錦糸公園のお祭りで、クリタケと間違って毒のあるニガクリタケを販売してしまったと騒ぎになっています。それが当社ご近所の阿南町の産だというじゃありませんか。ニガクリタケ、数ある毒きのこの中でもかなりの猛毒で、死ぬこともあるそうです。


4パックが売れ、うち2パックが回収されたようですが、残り2パックの行方がわからないとか。心配ですね…


(本当は阿南町は、ご近所というにはだいぶ離れていますが)



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