「おいしいことなど徒然と」

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長野県調理師会料理コンクールしごと

20101006



駒ヶ根で、こんな催しが行われました。。


年1回の大きな大会で、テレビでも度々紹介されています。県下各地の持ち回りで行われているようですが、今年は上伊那主管ということで、駒ヶ根の「アイパルいなん」で6日に行われました。


中華、洋食、和食(前菜、焼物、煮物)、甘味などの部門に分かれており、出品者は自分の厨房で作ったものを持ち寄ります。会場ではもちろん味の審査はなく、見るだけです(ゼラチンなどで固めているものが大部分でした)。


料理に添えて、出品者が色紙に「お品書き」を書きます。料理の名称、材料に加えて使った食材の原価が必須項目になっているのが面白い。県産の素材を必ず使う、というのが課題だったのでしょう、信州サーモンや果物など、どの料理にも地元の素材が使われていました。


入賞した料理には出品者の名札がついていますが、そうでないものは誰の作なのか、非表示となっています。うーん、優しいというか、厳しさが足りないというか、どんなものでしょうか。見る立場としては、欲しい情報です。(先日の洋菓子コンクールでは、すべての作品に出品者名が表示されていました)


一通りすべての出品作を見ましたが、やっぱり料理は湯気が立っていてこそおいしく見えるんだ、ってことは発見(冷菜は別)。出品作それぞれのどこが評価され、どこが減点されているのか、私にはよくわかりません。全体の構成とか、配置とか、個々の要素の出来栄えとかなんでしょうけれど。


明らかに美しくない、野暮ったい作品は「これはイマイチだなー」と思います。しかし一定のレベル以上のものの中で、入賞した作品はどこが光っているのか、専門の人に解説してもらいながら一緒に見ることができればよかったですが…。やっぱり見方がわからないと、面白くないですね。


長野調理製菓専門学校の学生さんは、特別参加としてたくさんの弁当を出品しました。全員同じ弁当箱を使い、主食は抜きでおかず等のみの出品。大挙して会場内で熱心にプロの作品を見たり、写真に撮ったりしていました。


一般の人向けに事前のPRがほとんどなく、開催を知っていた人はほんの一握りでしょう。ちょっともったいないな。でも基本的には、調理師会の内部行事なのですね。



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