サマータイム?日々雑記
20180806
目を疑う記事。後追いしている新聞は今のところ目につきませんから、信用できるのかわかりませんが。
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(産経新聞)政府・与党は、平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策として、夏の時間を2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入に向け、本格検討に入った。与党はお盆明けにも制度設計に入り、秋の臨時国会への議員立法提出を目指す。平成31、32両年の限定導入となる公算が大きい。
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五輪を名目に国民生活をもてあそぶのも、いい加減にしてもらいたい。先日、マラソンのスタート時刻を朝7時半から7時に繰り上げるとの発表がありました。30分ばかり早めてもどれほどの効果がありましょうや。何で朝5時スタートにしないのでしょう。
選手は競技実施日のずっと前から体内時計の調整をしますから早朝開催といえども影響などないはずだし、私たちだって出勤前に早起きしてTV観戦することができますよ。日本中の時計を早めるなんて馬鹿げたことを国民に強いるより、レースのスタート時間を早くすればいいだけじゃありませんか。
生活の津々浦々までびっしり入り込んでいるコンピュータ内の時計を隅々まで変更するなんてこと、そうそうできるわけがありません。森喜朗さんの頭の中の、システムに関する認識の程度は概ね想像がつきますが、彼の気まぐれの思いつきを、取り巻きの方々は諌めるってことがないのですかね。
しかも2年間の時限立法だって。恒久システムならまだ何年にもわたって減価償却することができますが、わずか2年間だけのことにどれだけ多くの人たちが無駄な仕事をしなくてはならないのか、考えれば考えるほど腹が立ちます。
交通渋滞緩和を理由にむりやり休日を変更してみたり(信じられないことに、もう国会で可決され成立してしまいました)会期中は通販を差し控えろ、会社は休業しろ、オリンピック様の仰せはどんな無茶でも通ると思ってるのでしょうか。
だいたい、すべて東京の問題でしょう?何でこんなことに全国民が巻き込まれなきゃならんのよ。狂気の沙汰としか思えません。
関連リンク: サマータイム導入へ 臨時国会で議員立法 (産経新聞)