ワイン試飲商談会しごと
20180624
当社が飲用のワインを扱い始めたのは、平成の初め、90年代前半だったと思います(製菓用のワインは、それよりずっと以前からやっています)。。当時フーデックスに見学に行った際、「肉のハナマサ」さんがすこぶる安い輸入ワインを大々的に並べていて、面白そうだと何種類かを仕入れて売ってみました。一番安かったスペイン産のものは、300円台前半で売れるようなものでした。
その後輸入業者さん何社かのご協力をいただけるようになり、私自身も勉強してワインの資格を取得し、取扱い品も質量ともに充実してきました。しかし当社がワインを扱っていることをご存知ないお客様もまだまだ多いです。グランドフェアでは一角にワインコーナーを設けていますが、あくまで食品がメインの展示会ですから、車で来場されるお客様にしっかり試飲していただくことは難しい。
ここで一つ「伊勢喜のワイン」を大々的にPRし、さらに多くのお客様を開拓しようと、2年前初めて試飲商談会を伊那市で開催しました。一般の方対象ではなく、飲食業としてお酒を提供するお店に向けた企画です。
幸いにまずまずの評価をいただき、昨年は飯田市で、そして今年は満を持して、今月6日に本社所在地の駒ヶ根で開催しました。駒ヶ根は古くからのお客様も多いです。日頃ワインを積極的に供していないお客様にもぜひ見ていただいて、赤白一種類ずつでもいいですから取り上げていただきたいと思っていましたが、多くのお客様に来場いただきました。
当社はそうはいっても食材卸です。ワインだけでなく、ワインに合わせやすいおつまみ類も一緒に試食を用意しました。これは普通のワイン会にはない、当社にしかできない企画だと思っているのです。
当日は予想したよりも多くのお客様に来場板だき、中には2時間以上滞在してしっかりと試飲をしていただいた方も何人もいらっしゃいました。本当にありがたいことです。当日の売上もそれなりにありましたが、ワインを考えたときに当社を思い浮かべていただけるお客様が一件でも多くできてくれればと思っています。
あっという間の一日が終わって、会社で打ち上げをしました。試飲の飲み残しのワインがずらりと数十種類!日頃ワインになじみの少ない当社社員の勉強も兼ねて、しっかり頂きました。