「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

米朝不安なり日々雑記

20180614



何やかやと忙しく更新をサボっている間に、世間では大きなニュースがてんこ盛り。中でも最も注目されていたのが米朝会談でした。


大慌てでセッティングされ、当初から準備不足が懸念されていましたが、私たちにはいったい何が合意されたのかも判然とせず、ただ金正恩がニコニコしているところを世界に見せ、好人物であるかのようにPRできたことがすべてなのでしょうか?


ポンペイオやボルトンがついていながら、北の人権問題もどこへやら、これまでの悪行をすべて忘れたかのように、にこやかに振る舞ったトランプ。気まぐれの権力者は北と何をディールしたかったのか。まさか中間選挙のためにええカッコしたかっただけではないと思いますが、いやありえなくはない、とも思います。


数日前のG7では、主義を同じうする筈の各国首脳の中でただ一人自己中をまき散らし、世界の王のように偉ぶって見せたのとは、まことに対照的でした。誰が味方で誰が敵だと思っているのかわかりませんね。もっともトランプの人物評価などちょっとしたことでコロコロ正反対になりますから、金正恩だって「うまくやった!」などと思っていたら、数か月後にはどう転ぶかわかりませんよ。


この会談を受けて多くの記事が書かれていますが、面白いと思ったのは「今回の合意は北朝鮮を西側に引っ張り込もうとしているのだ」とする、あるネトウヨさんのもの。今回合意の肝は

 米国は、北朝鮮に安全保障サービスを提供する
 北朝鮮は、朝鮮半島の完全な非核化に責任を持つ  

ことであり、ということは北がアメリカの核の傘に入ることを意味するのだそうですよ。米国はビジネスの国だから、米国企業が儲からない国や地域には安全保障なんて提供しない。つまり、今回の米朝合意の本当の狙いは、北朝鮮の“準西側化”なんですと。真実かどうかは分からねど、トランプがホントにこんなことを考えていたら大したものですが…


私たちの最大の関心事である拉致被害者について会談でトランプが持ち出したら、金正恩はいつもの判で押した「解決済み」との返答はしなかった由。今度こそ期待していいのでしょうか。横田めぐみさんを返さない北に、日本がカネなぞ払えるわけがない。

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