「おいしいことなど徒然と」

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ドイツ・レクイエム音楽ばなし

20180605

今回伊那フィルでチャレンジするのは、ブラームスの大曲。合唱との共演です。


レクイエム=鎮魂曲。モーツァルト、ベルリオーズ、ヴェルディ、フォーレ(これ、前に振ったことあります)ら錚々たる作曲家が名作を残しています。曲名から想像される通り、死者の魂を慰め永遠の安息を願う曲ですから、まあ明るい曲想にはなりにくいですね。


しかしこの「ドイツ・レクイエム」は抹香くさいばかりの曲ではありません。死者を悼むよりも、苦悩から希望、喜びと慰め、復活と救いといった生者へのメッセージがあふれ、変化に富んでいて聴きやすいのではないかと思います。もちろん鬱々とした部分もありますけど。第3曲、第6曲の最後を飾る華麗なフーガはヘンデルの「メサイア」を思い起こさせます。


恥を忍んで白状すると、取り組む事が決まるまで、私自身この名曲を聴いたことがありませんでした。何ともったいないことだったでしょうか。


オケの練習を始めたのは去年の12月ですが、合唱団はそれより一年も前から取り組み始めています。アマチュア合唱団にとっては、ベ-トーヴェンの「第九」よりもはるかに難しい大曲ですからね。どちらも1時間10分ほどの演奏時間ですが、第九は合唱の出番は全体の1/4位なのにドイツレクイエムは全曲通して歌いっぱなしですから、エネルギーの配分も大事です。


オケと合唱の合同練習、初回と2回目を振る機会がありました。初回は信毎さんが取材に来て記事を書いてくれましたが、これを読んだ人は、本番も私が振るものと勘違いするのじゃないでしょうか。取り上げてくれるのは嬉しいですが、名前を呼び捨てにされるのは微妙な気分ですね。ちなみに記事のどこにも「敬称略」って書いてないですぞW。


もう1曲、バレエ「コッペリア」を舞踊団と一緒に演奏します。下の写真は5/27、初合わせ練習の様子。コッペリアにドイツレクイエムとは、まことに不思議なカップリングで戸惑う方もいらっしゃるでしょうが、私も戸惑っています。どちらも素敵な舞台になるよう、本番がんばりますよ!私、コッペリアは小太鼓、レクイエムはティンパニでの参加です。お越しいただければ幸いです。


第1回クラシック音楽の祭典
 6月10日(日)14:00開演 長野県伊那文化会館
  ドリーブ「コッペリア」より
  ブラームス「ドイツ・レクイエム」
 横山 奏 指揮、牧野元美(S)、井口 達(Br)

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