「おいしいことなど徒然と」

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これからどうするの?日々雑記

20100925



今朝の新聞は、開いて読む気がしません。
「屈辱」の2文字が頭を駆け巡りますが、ぐっとこらえて…。


いったいこれからどうするの、と思いますね。問題点は嫌というほど表れました。どう考えても理不尽なのはあちらの方ですが、常軌を逸したおかしな人たちを相手にして損をしないためには、それなりの知恵と力が必要です。再びこんな思いをしないためには、国を挙げて考えにゃ。


資源で脅された、ってのが悔しいじゃありませんか。基幹産業に不可欠な資源の100%近くをこれほどリスキーな国に依存していて、何とも思っていなかったんだろうか。


昨夜のニュースで、レアアース専門商社という人が「一千億あれば、日本は他の国にすぐにでもレアアース鉱山を掘れる」と言っていました。別に世界中の埋蔵レアアースをあの国が独占しているわけではないのですね。


食品分野でも、彼らへの依存度は相当に高いです。毒ギョーザ事件がきっかけとなって、このままでいいのかという反省は食品メーカー各社にも出ています。あのとき毒ギョーザ報道への報復(何に対して報復するのか、まったく訳がわかりませんが)のつもりか、冷凍食品輸出のための通関が一時期ストップし、商品が入ってこなかった時期もありました。


だんだん人件費が上り、生産コストを昔のようには低く抑えることができにくくなれば、優位性も薄れてくるでしょう。ユニクロがバングラデシュに軸足を移したように、食品ではタイやベトナムへのシフトの動きもありますが、まだまだだと思います。


あちらへ進出している企業が、日本製品や日系商店の不買運動を心配している、なんて記事がありました。逆ではないのですか?腹を立てるべき人は、私たちでしょう。


忘れてならないのは、世界中の人に、今回の事件とその後の脅迫がいかにヤクザの仕業であったか、広くアピールすべきだということです。しっかり撮った映像もあるのでしょう?


日本外交はこれまで本当に宣伝下手でした。こんなフセイン時代のイラクみたいなことをしたら世界中から叩かれると思えば、すっかり叩かれ慣れているようにも思えますが、彼らにもそれなりの抑止的効果があるでしょう(と思いたい)。損して得取れ、という言葉もあります。


米国の後ろ盾を上手に使い、同じ悩みを持つアジアの国と経済的にも安全保障的にも連帯しながら、図に乗った覇権主義に対抗していかなければなりません。それにはまだまだ動きが足りないでしょう。これだけ横っ面を張られて、まだ目が覚めずにのんびりできる人はいないはずです。がんばってもらいたいね!


まあしかし、やけ酒でも飲みたくなりますよ。昨夜は、日本中でさぞかし酒量が増えたことでしょう。


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