第5回B-1グランプリ (3)食べもの
20100923
この後、第2会場(河川敷野球場とその周辺)に向かいました。こっちは、もっとすごい人、人、人。この様子を見て正直、さらなる試食への戦意を喪失しました。それでも人波をかき分け、有名な「行田ゼリーフライ」をゲット。これは家に持帰って家族で食べました。
透明なぷるぷるしたゼリーとは何の関係もなく、おからとジャガイモをまとめて揚げたコロッケです(パン粉はついていません)。もともと小判型の形態から「銭フライ」だったのが、なまって「ゼリーフライ」になったのだとか。シンプルなコロッケ味で、別に変哲もありませんが、地元で人々のオヤツやおかずに親しまれてきただろうことがわかります。
この日は他に寄りたい所もあり、これで会場を後にしました。
結果は皆さんご存知の通り、割り箸の投票で行われ
優 勝 …甲府鶏もつ煮
第2位 …ひるぜん焼そば(岡山県)
第3位 …八戸せんべい汁 でした。
甲府鶏もつ煮は初出場で優勝の快挙です。まったくノーマークでした(山梨なんて「ほうとう」しか知りません)。見たところは、ごく普通のお惣菜の鶏もつに見えるのですがね。お酒の肴と思いきや、蕎麦屋さんで前菜がわりに食べたりするそうです。隣県ですから、これから食べる機会もあるでしょう。
ひるぜん焼そば、私が朝並んでいた横手やきそばの隣のブースでした。横手の行列に比べると、結構簡単に買えていたように見受けましたが…全体に焼そば類のアイテムが多い中で、埋没せずに主張できたのは立派かな。
3年連続であと一歩の八戸せんべい汁、今年こその思いで臨んだのでしょうが、今回も優勝を逃しました。でも何年にもわたってこれだけ活躍し、じゅうぶんPR効果は上っているのでは。
イベントとしてはとにかくすごかったのですが、さすがにこれだけ大勢がひしめくようでは、肝心の会場内食べ歩きができません。来年は姫路での開催ですが、ある程度入場制限をすることも考えた方がいいのかもしれませんね。
あとは、現在の投票システムがこのままでいいか、ということでしょう。気に入った料理に割り箸を投じる現在のやり方はユニークだし、おおらかで洒落ていますが、上位入賞をなりふり構わず狙ってくる団体が出てくると、どうなのかな。
1人割り箸一膳のルールに反した組織票・不正投票(私も目撃しました)が横行するようになってしまうと、表彰制自体がいやらしいものになりかねないです。今回は特徴のある割り箸を使い、会場外から持ち込んだ箸を入れることはできなくなっていましたが…。一考を要するように思います。
しかし楽しいイベントでした!こんなに暑くなければもっと楽しかったでしょう。来年は姫路で開催、ちょっと遠いな…。開催地は優勝チームの場所を回るようなので、再来年は甲府かもしれませんね。