PRするからタダで泊めて日々雑記
20180130
世の中には図々しい人がいるようで、話題になっています。。
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(ハフィントンポスト)そもそものきっかけは、イギリス人ユーチューバーのエル・ダービーさんがアイルランドのホテルに送った、1通のメールだった。
その内容は、「YouTubeのチャンネル視聴者が約8万7000人以上」のダービーさんがホテルを宣伝するので、「タダでホテルに泊めて欲しい」というものだった。
ホテルを経営するポール・ステンソンさんは1月16日に、ダービーさんの名前を伏せてこのメールを晒し、「親愛なるインフルエンサーさま」「うちの店も、フェイスブックページのフォロワーが2ページで合計18万6000人いるんですがね...」と応酬。ユーチューバーへのアドバイスを書き綴ったうえで「追伸:答えはノーです」と締めくくった。
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ダービーさんは「タダなんて当たり前、報酬をもらってもいいぐらい」と言い放ち、ホテル側が彼女の名前を出していないのに「晒されてつらかった」と悲しんでみせましたが、ホテル側は「ブログ業界にありがちな手法」と一蹴しました。まだ続きがありますので、リンク先の記事をご覧ください。
彼女はこれまでも似たようなことをやってきたのでしょうか。「宣伝してやるからタダにしろ」というのはある意味「さもないと悪口を書くぞ」とも取れるわけで、まあ一種の脅迫ともいえます。今回はホテル側が一枚も二枚もうわ手でしたが、嫌々応じたホテルも過去にあったのかもしれません。
飲食店でも同じようなケースがあると、よく噂されます。メディアや自分のブログで褒めてやるから無料にしろ、サービスしろと。
何年か前「某料理評論家は飲食店で頻繁にタダメシを食べている」と名指しで告発したブロガーがおりました。評論家は「ちゃんと飲食代は払っている、疑うなら領収書を見せる」と反論しましたが、結局領収書を見せることはありませんでした。真相はどうなんでしょうね。最近では有名なグルメブロガーが同じようなことをやっているとして糾弾される事件?も起きました。勘違い野郎だと言わざるを得ません。
世にあふれるグルメブログ、食べ手の味覚はどれほど信頼できるのか、読者は想像するしかありません。私もグルメブログを読むのは好きですが、「この人は確かなことを書いてる」と感じるものはそうはないです。そこにタダメシが絡んできては、もう興醒めもいいところ。
私がたまに書くお店紹介はこうした饗応とは無縁であること、言うまでもありませんヨ。だいたい本欄の宣伝効果なぞ…
関連リンク: 「PRするからタダで泊めて」 (ハフィントンポスト)