流れる星に (1)日々雑記
20171216
夜のニュースを見ていましたら「ふたご座流星群」の話をしています。ああもうそんな季節か、いつなんだと思ったら、当夜だというじゃないですか。天気もいいようだし、ちょいと外へ出てみるか。
外の寒いこと!でも空はおおむね晴れています。どれどれと首を大きく曲げて星を見上げますと…
寒さで星が震えています。
おお、飛んだ。また一つ。
3分ばかりの間に3つの流れ星を見ました。
子供が小さい頃、星を教えてやろうと星座表を見て勉強しましたが、だいぶ忘れてしまいました。ふたご座くらいは何とか覚えています。さてどちらがカストルでどちらがポルックスでしたっけ。
凍てつく寒さの中、くっきり澄んだ冬の星は本当にきれいですね。我が家は街中にあって周囲が比較的明るいものの、南側の空はまあまあよく見えます。
最近では星空が観光の目玉になっており、阿智村など相当な集客効果があると聞きます。駒ヶ根だって市街地をちょっと離れれば見事な星空を見られますが、これはやはり先に言ったもの勝ちみたいなところもありますな。
私のこれまでに経験した最高の星空は、ネパールの山の中で見たものです。空にはこんなにたくさんの星があったのか!全天がびっしり星で埋め尽くされた美しさは忘れられません。人工衛星がゆっくり空を滑っていくのも見えましたよ。今は私も視力が悪くなって、あの頃のようにはたぶん見えないでしょう。
流れ星が飛んでいる間に願い事をすると叶う、といいますが、1秒にも満たないような時間にそこまで考えられません。こんな流星群の時にはあらかじめ考えてから空を見上げれば、いい卦がでるかもしれませんね。