有害鳥獣食べもの
20171114
伊那谷の秋の風物詩ともいえる、地元農協のJA祭が各地で行われています。上伊那農協駒ヶ根支所でもこの週末の土日に開催され、多くの来場者を集めました。
新聞折り込みのJA祭の大きな広告を見ますと、会場の案内図が載っています。そば打ち道場、もち米の量り売り、焼き芋、越冬野菜、ペレットストーブ。みんな大好きな宝投げ。その中に、ちょいと気になるブースが…
有 害 鳥 獣 汁
有 害 鳥 獣 汁 !?
いや、趣旨はわかりますよ、畑や森林を荒らす動物たちを猟師が駆除した、そのお肉を「汁」にして喰っちまおうってことでしょう。しかし、有害鳥獣汁ですか…。
誰もが思うでしょう、何が入っているか。有害鳥獣としてよく話題になるのは、シカとか、熊とか、イノシシとか。モグラも畑を荒らすことで困りものです。カチカチ山以来、汁物の元祖とも言えるタヌキを忘れてはいけません。市街地では近頃カラスがわさわさ飛んでいるし、山の近くではニホンザルが我が物顔で歩いていたりしますが、まさかこんなものまで?
これは何としても食べてみなくては、と、土曜日に母と買い物に行ったときにブースを探しました。ところが影も形もなく、空き家になっているではありませんか。実は日曜限定なんだそうです。
翌日は伊那フィルの演奏会本番で会場には行けませんでした。妻が気を利かせてくれて、持ち帰り容器持参でブースを訪れ、お土産にいただいてきました。(無料配布だった由)
ご覧の通りのもの。豚汁風で、肉はイノシシのようですね。イノシシは何度か食べていますが、脂がおいしく癖もなく、全然違和感なくいただけます。この有害鳥獣汁も、なかなかよくできておりました。
味より名前のインパクトがすごいですね。地域の名物の一つになるでしょうか?(絶対に、この名前でなくちゃ)