悲喜こもごも日々雑記
20170815
お盆休みになって、天気が今一つパッとしませんな…。涼しいのは結構ですが、雨は困りますね。行楽の人出が心配です。
さてロンドン世界陸上は日程の終わり近くになって、競歩とリレーで日本勢の活躍があり、嬉しい気持ちで大会を締めくくることができました。
特に4×100mリレー、素晴らしかった。予選で総合6位のタイムとなった日本チーム、決勝は正直それほど期待していなかったのですが、それでもと思い5時50分にTVを点けてみました。
400mリレーはあまりにも目まぐるしくて、素人目ではなかなかついていけませんが、結果は見事に銅メダル。優勝候補ジャマイカのアクシデントはあったものの、これは堂々の銅ですよ。お見事でした。
リオの銀メダルチームから山縣の代わりに伸び盛りの多田が入りましたが、サニブラウンは200mでの故障、そして不調と言われるケンブリッジ飛鳥に代わってベテランの藤光(誰この人?)と、ベストメンバーとは言い難い4人だったのにこの走り。いつの間に短距離の選手層がこんなに厚くなったのでしょうか。
持ちタイム9秒台の選手がいない中で、以前から賞賛されるバトンパスの名人芸だけでこんなに安定して好成績を収められるものかなと思います。やっぱり走り自体も進化しているのでしょうね。東京に向けて本当に楽しみ。山縣の復活も望みます。
さてその一方で、世界王者ウサイン・ボルトの輝かしいラストランとなる筈だったこのレースで、何とボルト自身の故障リタイアという信じられない幕切れとなりました。世界中の人々も、さぞかし落胆したことでしょう(日本の人は複雑な気持ちだったかな)。これまで常に光の当たる方だったボルトのこういう姿を見たことがなかったですから。
まさに落日の王者。勝負の厳しさ、そして栄枯盛衰を感じさせました。ま、できたら日本チームも、万全のボルトに走り勝ってのメダルがいつか取れるようになれたら、さらに素晴らしいですね。