王滝村へ (3)音楽ばなし
20170626
地震はお二人の軽傷者が出て、余震もあるものの、大きな被害がなかったようでひと安心です。コンサートの一日、続きです。
1、リハが終わって昼食タイム。腹が減っては演奏できぬ。お弁当は、ふだんの定期演奏会などでもそうですが、各自調達です。私は以前はコンサートの前には殆ど食べないようにしていた時期もありましたが、今は普通に(やや軽く)食べています。
2、時間があったので校内をちょっと見せてもらいました。木曽は林業の地ですから、多くの学校で校舎に木材をふんだんに使っています。これは正面玄関に鎮座する校歌のモニュメントで、巨大な一枚板でできています。この校歌は信州が生んだ作曲家で数多くの管弦楽曲も残している、小山清茂氏の作曲によるもの。
3、生徒玄関にも木がたくさん。
4、本日のプログラム。第一部は伊那フィル単独、第二部は小中学校児童生徒の単独ステージ。第三部は特別ゲストの地元声楽家、村上和歌子さんとの共演、そして子供たちとの共演。
5、本番が始まりました。客席は、子供たちも含めて100人くらいかな。音楽教室には必須の「オーケストラの楽器紹介」もやりました。写真は地元木曽から長駆参加しているメンバーK君が、ヴァイオリンの紹介をしているところ。K君の使っている楽器は、木曽にゆかりのあるヴァイオリン製作者、陳 昌鉉氏の手によるものだそうです。東洋のストラディバリとも称される人だそうで、お恥ずかしいが今まで知りませんでした。
6、村上和歌子さんと。木曽で子育てをしながら二期会に参加し本格的な演奏活動もしている方で、これまで何度か伊那フィルと共演しています。美声で、表現も素晴らしいです。