「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

竹の花が咲く日々雑記

20170607



120年に一度だそうですが、このへんでもこんなことが起っているのでしょうか?。。

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(読売新聞)約120年周期とされてきた竹の一種「ハチク(淡竹)」の開花が各地で相次いで確認されている。
 これまで明治末期に開花したとの記録が残るだけで、開花は今後、全国に広がる可能性がある。専門家は「謎が多かった生態を解明する好機」と期待する一方、開花後に竹自体が枯れて土砂崩れを引き起こす恐れも指摘している。
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竹の種類によって開花周期は異なり、孟宗竹は67年、マダケは120年であるようです。なぜ66年でも68年でもなく、67年なのか(セミの出現みたいに素数と関係あるのかな?)。凶事の前兆だとされ、昔からしばしば物語になっていますよね。竹の花が咲いたあと実がつき、それを食べる野鼠が大繁殖。竹を食い尽くしたあとは農産物を食い荒らし、大凶作になる…


開高健の出世作「パニック」がこのストーリーを基に、お役人組織の中の処世を皮肉っぽく描いています。ネズミは出てきませんが、昔の特撮ドラマ「ウルトラQ」では「虹の卵」の回で、やはり竹の花が禍を招く伝説を取り上げています(よく覚えているもんです)。


当地ではどこにでもある、うっそうと繁る竹林。1本1本の竹は地中の根でみんなつながっており、竹林全体が一つの株なのだ、と聞いたことがあります。竹は花が咲いたときが寿命の尽きるときで、実をつけてそのまま枯死してしまいます。すべての竹が一斉に開花し一斉に枯れてしまうのを見て、伝染病だと思われていた時期もあったのだとか。


記事にある通り竹林が枯れると地盤が緩み、崖崩れの原因になったりすることがあるそうで、こうしたことから凶事と結び付けられているのかもしれません。


竹といえばやっぱり筍ですが、長野県下では竹の分布が南北でかなりはっきりしており、南は太い孟宗竹、北は細いネマガリダケ(じつは笹の一種)。直径10㌢になるようなここいらの太い筍を見たことがない方が北信には多いそうで、これを聞いたときは大変驚きました。ネマガリダケと鯖缶の煮物は北信の郷土食として有名です。北信地域での鯖缶の売れ行きは、缶詰メーカーさんによれば全国的にも極めて特異なものだそうですよ。

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