リオ五輪始まる日々雑記
20160808
まさに「炎暑」という言葉がふさわしい夏になっています。当地も朝の風こそ涼しいのですが、昼間の強い日差しはキツいです。
さて地球の反対側では、いっとき開催が危ぶまれた(?)リオデジャネイロのオリンピックが始まっています。水泳では萩野が期待通りの金メダル、重量挙げの三宅や柔道選手たちの銅メダルと、いい話題も多いですね。柔道では不本意な銅だった人もいるかもしれませんが、それでも4人中4人がメダルを取れているのですから、好スタートでしょう。
一方で体操男子のボロボロの演技、見ていて目を疑うようなものでした。こんな調子で決勝でいい演技ができるのか、いささか心配です。
私は五輪の開会式を観ることが好きで、今回は録画して最初から最後まで楽しみました。開催国の歴史ショーよりも、選手入場をダラダラと眺める方が楽しいです。世界地図を傍らに置き、聞いたことのないような地域を探したりします。
開会式には北京やロンドン大会の10分の一しかお金をかけていないのだとか?ある人の言うには「針金細工とカラーBOX」の舞台だと言っていましたが、それでもこれだけできるのですから、工夫次第ですよね。最近のCGや動画を多用した演出は、私にはつまらないです。今回は少なかったかな。飛行機がスタジアムの外に飛んで行ったのは、むしろお笑いの部類でしょうか。
「足かせ」をつけた奴隷たちの力で開墾がなされた部分、どういう見方をすれば良いのか戸惑いました。鞭を振るう人が登場していませんな。そして原爆投下の日本時間8時15分に登場した日本人移民たち。演出家は核廃絶の祈りを込めたパートに黙祷を呼びかけたかったところ、政治を持ち込みたくないIOCの許可が出ず、あのような形になったのだとか。気持ちは伝わる人には伝わったと思います。
選手入場の自転車の先導、この手があったかと思いました。白い服で鉢植えを持って旗手の隣を歩いた子供たち、もう可愛くてかわいくて。どう見ても日本人にしか見えない子が何人もいましたが、スポンサー枠で日本の子供が数人、実際に出ていたのですね。新聞で知りましたが、実況では言及がありましたっけか。日本選手団のユニフォームについては、もう何十回も言われていますから、改めてふれません。
これからしばらくは、競技観戦で大いに楽しませてもらいましょう!
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今日8月8日は当社創業の日です。満115歳になりました。永く商売ができていることに感謝し、微力ながら引き続き地域の食に貢献していきたいと思います。