「おいしいことなど徒然と」

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ミャンマーの水産現場(1)しごと

20160704

このブログ、これまで一本の記事に1枚しか写真を載せられなかったのですが、今回の一連の記事を書くのを丁度いいきっかけと思い少し手直しをして、複数の写真をつけられるようにしました。引き続きお楽しみください。


現地の食品商社社長さんの案内で、なかなか見ることのできないヤンゴン町はずれの水揚げ場&市場の内部を、特別に見学させていただきました。(もちろん行程はすべて伊那バス)


それほど大規模な水揚げ場ではありません。そんなに大きい船が接岸できるようにもなっていないようです。


周辺海域は水産資源に富んでいるミャンマーですが、まだ養殖技術が普及しておらず、採取の段階で魚種やサイズを揃えることがまだできません。写真2は女性たちが海老を選別しているところです。6つほど並んだカゴに一尾ずつポイポイとじょうずに投げ入れています。海老は見たところバナメイが多いようです。


青いプラスチックの大きな樽に氷と一緒に入ってくる各種の魚介は、船から降ろされ岸壁と接したこの選別スペースに運ばれ、ドバーッと床にあけられて、手作業の選別を受けます。選別係の女性たちはそこそこいい報酬を手にするみたいです。それから同じ敷地内のセリ場で入札を受け(全部ではないと思うが)運ばれていきます。


なかなかおいしそうな海老です(この時点なら鮮度はバッチリでしょう)。そういえば、ミャンマーでの数少ない食事の機会で、海老って食べた記憶がないな(私が忘れただけかも)。お国の人たちは、あまり海老は食べないのでしょうか?


海老を選り分けている女性の顔に白っぽいペーストが塗られているのがおわかりですか?これはミャンマー独特の化粧品で「タナカ」というものです。子供から年配の人まで大多数の女性が、フェイスペインティングのようにつけています。日本の田中さんとは関係なく、thanakaというミカン科の木のエキスで、お肌がつやつやになり、吹き出物ができにくく、日焼け防止効果もあるとか。(頬の一部だけ日焼けを防いでも、むしろ困るのでは?)


ミャンマー女性の肌が美しいのは、このタナカのおかげだそうです。土産物としても売ってますが、買って帰っても差し上げた日本女性たちが、果してつけてくれますかね。


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