夏至に食べるもの食べもの
20160621
きょう6月21日は夏至。そういえばだいぶ日も長くなりました。
仕入先の商社さんと話していて、話題になりました。冬至にはかぼちゃを食べたり柚子湯に入ったり、決まりごとがあります。夏至には何か、そういうものがあるのでしょうか。
彼が運転中聞いていたラジオで、そんなことを話していたそうです。「それで結論はどうだったの」と聞きましたら、そこまで気を付けて聞いていなかったのでわかりません、と。こんな話題を振っておいてそりゃないでしょ、と笑ったのですが。
夏至に食べるものなんて、確かにあまり聞いたことがありませんね。検索してみてもすぐには出てきません。夏至というのは農繁期、昔は田植えの時期だったそうですから(今はだいぶ田植えが早くなりました)大忙しの中で食べ物や供え物をどうのこうのという余裕がなかったのだとか。田植えが終わる目安とされる半夏生(はんげしょう、夏至から数えて11日目)には所によってタコを食べたり鯖を食べたり、お餅を食べたりするらしいです。
それでも調べていくと、ありました。京都では夏至の日に「水無月」というお菓子を食べるのだそうです。
水無月…私もこんな仕事をしていながら、恥ずかしながら知りませんでした。写真を見ると、ああ、これか。これなら見たことがある。食べたこともあったっけかな?ういろうの生地に小豆を載せて、三角形にカットしたもの。小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれているのだとか。
見た目にも涼やかでおいしそうですね。