ついに落城日々雑記
20160616
ここまでくれば、もう仕方がないでしょう。というより、よくもまあ、ここまで粘ったというべきか。
ここ最近、毎日この御仁がトップニュース。東京都の頭のことなんて私には本来関係ないのですが、今日はどんなめった打ちを食らうのか持ちこたえるのか、興味津々で見ておりました。最近話題の「文春砲」が何度も炸裂し、もう出るわ出るわ、ひとつひとつは小ネタの部類なのでしょうが、これだけのボリュームともなれば、「この人はこういう人なんだ」と判断されてもやむを得ないですね。
3万件もの抗議電話が殺到し、都庁は(部署によっては)仕事にならなかったのだとか。クレーム受付の人、さぞ言いたかったでしょうね。舛添さんを選んだのは、私ではありません、投票したあなたたちでしょって。
すでに多くの人が言及していますので、私が今さら付け加えることなど大してないんですけど…
たびたび行われた記者会見を見てやっぱり驚いたのは、喋れば喋るほど人の気持ちを逆撫でする、尊大なお殿様ぶりでした。ご本人はこうやってメディアや都民を説得できると思ってたんでしょうが、俺様は頭がいい、理解できないあんたたちが悪いんだ、と顔に書いてありました。実際には説明(にもなってない)することによって、どんどん墓穴を掘っていったわけですなあ。
それにしても、完全に「死に体」になりながら、何が何でもリオへ行って五輪旗をうち振りたかった心情は、知りたいと思います。彼にとっては、それほどのことだったのでしょう。
東京はこれで、3人続けて任期を全うできない知事となりました。次の人はどうなるか。カネにきれい、なんてことは当たり前のこと。都政のためにどんな方策で力を尽くし、役に立ってくれるかが大事でしょう。ずいぶんな方々の名前が挙がっておりますよ…