定住促進ムービー日々雑記
20160515
「住みたい県」のランキングが毎年行われているそうで、我が長野県はいつも上位に名を連ねているらしいのですが、今回の調査でも堂々全国一位となったとのことです。。
田舎暮らしにあこがれる人の目には、自然豊かな信州はとても魅力的に映っているようです。加えて県民の平均寿命が長い長寿県ということもあるのでしょうか。観光に行きたいというだけでなく、住みたいとまで思っていただけることは大変光栄なことで、素直にありがたいと思います。
都市への人口流出になかなか歯止めがかからない中、あちこちの自治体がUターンやIターン(Jターンってのもあるとか)の受け皿になるべく、移住者に魅力的な施策を考え、さまざまな活動を繰り広げています。これがすなわち「定住促進運動」というわけですね。この辺では下伊那郡下條村が、独特の手厚い子育て支援制度のおかげで成功例としてよく取り上げられています。
制度的なものも大事ですが、それ以前にその地域を知ってもらえないことには話になりません。とうぜん各自治体でPRに力を入れるわけですが、伊那市では「イーナ・ムービーズ」というプロモーション用の動画を作りました。春・夏・秋・冬、そしてショートバージョンの5種類があり、冬を除く4編が既に完成してweb上で公開されています。
ショートバージョンはこの3月の一週間、山手線や中央線、京浜東北線など首都圏のJRで車中に放映されたそうで、ご覧になった方もいるかも。私の妻がたまたまその時期東京に行っていて、電車に流れる無音の動画を偶然に見たと言ってました。(予算の関係で、今のところ次の放映予定はないとのこと)
各編ともそれなりにお金をかけたものだそうで、プロの優れたスタッフを集め、地元にいる私たちが見てもあたらめて地域の魅力を感じるような出来栄えになっていると思います。
そして何と!「秋編」に私が指揮する伊那フィルが登場するのですよ。なんで伊那フィルが被写体に選ばれたのか不思議です。出るのはほんの数秒で音も入っていませんが、私を知る人なら誰でもわかるくらいのアップで、画面のセンターに映っています。
私の住む駒ヶ根市でなく、お隣の伊那市のプロモーションビデオに登場するのはいささか忸怩たるものがありますが、ぜひご覧くださいませ…。
関連リンク: なつかしい未来 イーナ・ムービーズ