ハロウィン狂騒日々雑記
20151101
何年前からでしょう、このイベントがこんな大騒ぎになったのは。。
そもそもハロウィンって何の日なのかも、よく知りませんでした。まさかカボチャの記念日ってこともないでしょう。学生の頃、同名のホラー映画が話題になり、観てはいないのですが、ハロウィン=怖いもの、というイメージが私には何となく刷り込まれてしまっています。調べると、万聖節(11/1)の前夜祭で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す日なのだそうです。やっぱりカボチャの日じゃないか。
昨夜は渋谷に大勢の若者たちが集まり、街中が大仮装パーティの趣だったとか。中には海外からこれに参加するために(!)来日した人たちもいるそうで、海外のハロウィンではこんな大規模なコスプレ遊びができるわけではないようです。
誰か仕掛けた人がいるのでしょうね。しかし、バレンタインみたいにチョコレートが売れるわけでもなし(カボチャプリンがいくら売れたって、知れてますよ)はたしてどれほどの経済効果があるのか、首をひねるところです。クリスマスやバレンタインデーはリア充のための日。ハロウィンは彼や彼女がいるいないに関わらず、親しい友人たちで夜中まで騒いで遊べるところが、いまのご時世にマッチしているのだとか?
渋谷はいざ知らず、ここ駒ヶ根はもちろんひっそりとしたものでしたが、夜9時頃コンビニに買い物に出た息子が、街で数名のコスプレーヤーがつるんで歩いていたのを目撃したそうです。ちょっと驚きました。
子どもたちが家々を回ってお菓子をねだる風習は、ハロウィンに限らずあちこちにあるようです。何とネパールの山村で、よく似た場面に遭遇しました。「ティハール」というお祭りです。家の周りにたくさんのマリーゴールドを飾りローソクを灯します。夜になると、子供たちがグループを作ってご近所を訪問し、玄関先で歌をうたい、お小遣いを貰えます。
ホームステイした日がちょうどティハールの最中。私たちの泊まった家にも子供たちが訪れました。事前の知識がなかったのですが、歌のご褒美を何かあげるんだな、ということは何となく理解でき、さて何をあげたらいいか。お金でお小遣いをあげるにしても、日本とは通貨や物価のすさまじい違いがあります。どうしたものかと、同宿だったK先輩と頭を悩ませたことを思い出しました。