「おいしいことなど徒然と」

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日本のパンは… (1)食べもの

20150731



晩飯を食べながら偶々回したチャンネルで、面白い番組をやってました。番組冒頭からは見ていないのですが、あちこちの有名パン屋さんの売れ筋だかご自慢の逸品を集めて外国人に食べさせて、感想を聞くというもの。「所さんのニッポンの出番」とか、いいました。


人気ベスト3は上位より「メロンパン」「塩パン」(いま、大流行ですね)「チョココルネ」だったと。焼きそばパン、カレーパン、フルーツサンド、揚げパンなどが紹介されるたびに、参加した外国の人たちから歓声があがり、日本独自の進化を遂げたパン文化はユニークで面白くおいしい!と。ここまでは普通の番組です。


続いて彼らにインタビュー。これらのパンを毎日食べたいと思いますか?答えは15人中10人が「NO.」とのこと。ふーむ、何故でしょう。


理由その1。手が込みすぎている。パンはシンプルなのがいい。


日本では「ご飯とおかず」「どんぶり」の発想から、パン生地と具の組み合わせが幅広く研究され、既存の枠にとらわれない意外な菓子パン・調理パンが消費者の支持を集めています。ところが外国人たちは、パンはパンでしょう、おかずと一緒に食べたいと思わない、というのです。


そもそも、パンはキリストの肉体に例えられる神聖な食物でした。敬虔な人は十字を切ってから食べるのだとか。それがさまざまな食材といっしょくたにされることに、クリスチャンたちは違和感を感じるのだと番組では言っていました。(十字を切るのは、パンだからではなく、食事の前に手を合わせて「いただきます」をするのと共通する儀式なのでは?)


理由その2。日本のパンは甘い。生地そのものが甘い。


これは製法上の理由で、パンを発酵させるときに使うイーストの種類が違うのだとか。糖分を加えて発酵力を高めるのに適したイーストが、日本のパンに使われているのだと。パンはほんのり甘いものだ、という日本人の認識(好み)が昔から定着しているようです。


続きます…

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