それでも、準優勝日々雑記
20150706
胸張って帰ってこいよ。。
女子ワールドカップ決勝戦。開始わずか15分ほどの間に、これほどの力の差を見せつけられるとは。何だか悪い夢でも見ているような…選手たちもきっとそう思ったでしょう。本来なら、勝利するためには逆でなくてはならなかった。既に結果を知ってから録画を見た私も、茫然。
セットプレーで立て続けに2点を取られ、気が動転してしまったのですかね。直後には自らのミスからさらに2点を奪われました。ミスを見逃さないアメリカのスピードと決定力、すごい。大儀見の反撃、そして後半には相手オウンゴール、2点を返しましたが、アメリカにさらに1点を追加され、万事休すとなりました。不本意なプレーが失点につながった岩清水や海堀が泣き崩れている場面なんて、初めて見ました。
記憶に新しい男子のブラジルW杯、ドイツがブラジルをこてんぱんに叩きのめした試合の再現になるかと恐怖しましたが、心が折れそうになる中で自分を取り戻したなでしこたち。後半など、かなりいい場面も作れていました。(まあ、アメリカが大量点に手を緩めたのかも知れぬが)返す返すも最初の15分がすべて。この時間だけ「なし」にしてほしい位のものです。
結果は仕方がありません。フィジカルの差を克服し苦しい試合を勝ちあがって、よくここまでやってきたと思います。だって、前回W杯優勝、ロンドン五輪準優勝。そして今回も準優勝ですよ!これ以上何を望むんですか。
(でも小声で言ってみると、大会を通じてシュートの精度はまったく物足りなかったし、何でもないパスをしくじって幾度となく無駄にボールを奪われるとか、やっぱり足りないところはありますよね。パスを受ける人は、ボールが来るまで棒立ちで待ってるものなのでしょうか。素人目ですが)
4年に一度のW杯は終わり、今度こそ、世代交代が避けて通れない時期になりました。再び立ち上がるなでしこたちに、これからも期待します。おつかれさま。