頑張れモルツ 飲みもの、お酒
20150131
昨日の雪で一日中何度も雪かきに追われ、汗をかきました。家に帰って飲むビールがうまい。皆さんもお好みの銘柄があるでしょう。
基本晩酌は、ワインは一年中、秋冬には日本酒、夏はやっぱりビール系が多いですね。「とりあえずのビール」を妻と半分ずつ飲んでから、他の酒に移行したり。ビール系については数年前から、夏はキリン淡麗生、冬はサントリーモルツを好んで飲んでいます。寒い時期のモルツは程よいコクで、しかし濃すぎず薄からず、私にはちょうど良いなと感じています。
ところが、そのモルツが店頭から徐々に消えているという、由々しき事態が進行しているようです。私の身の回りでも、まったく置いていなかったり、350缶はあるが500缶はない、というお店が目に付くようになりました。私が会社帰りに立ち寄る酒屋さんにはいちおう並んでいますが、フェイス数は目に見えて少なくなっています。
サントリーが高級感のある「プレミアムモルツ」を発売しバカ売れしたものだから、モルツのブランド戦略をプレミアム中心に変更し、レギュラーのモルツを前線からだんだん後退させている、ということだろうと思います。
プレミアムモルツは、たまに飲むにはいいですが、独特の癖というかカラメルを思わせる後味が鼻につき、私はじきに飽きてしまいます。日常楽しむベースのビールとしては、どうでしょうか。
モルツは長年ビールに取り組み、しかし成果を出せずにいたサントリーが1986年に発売した、初めてかつ最大のヒット商品です。麦芽100%で天然水使用(どういう意味だろう)、ある意味サントリービールの本流となっている味でしょう。こんな商品を自然消滅させていいんですか?
と机を叩いてみても仕方がなく、ビールという巨大な市場の中であまりにも微力ですが、せっせと買い支えるしかありませんね。ネットで検索すると、モルツが買いにくい、という人の声は何年も前から出ています。同好の皆様、モルツを飲んで応援してくれませんか。