「おいしいことなど徒然と」

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アイシル?イスイス?日々雑記

20150129

「イスラム国」を名乗る集団による人質事件。当初は無関係だったはずのヨルダンまで気の毒にも巻き込んでしまい、さらに混乱は拡大しています。テロリストの目論むままに私たち(政府やメディアも含めて)は踊らされているように感じます。


こうして騒ぎが大きくなればなるほど、彼らの思う壺だとわかりきっているはずなのに、いろんな人がいるわ、困難な交渉に直面している政府を後ろから攻撃してみたり、過度に情緒に傾いた発言をしてみたり。彼らの宣伝のお手伝いをしているようなものですね。私たちにできることは、湯川さんが殺害された今となっては、状況を見守りながら後藤さんの無事を願うことしかありません。


さて日本語で使う「イスラム国」なる名称について、適切でないので言い換えた方がいいとする意見が出て、自民党では申し合わせをしたのだとか。


国家でも何でもないただのテロ集団なのに、あたかも「国」であるかのような誤解を生むおそれがあること(実際、私の周囲にもいらっしゃった)や、あたかもイスラム教の人々を代表する存在のような呼称はおかしいということです。米政府が使っているISIL(アイシル)という名を使おうと言っています。


まあ、もっともですね。私にもイスラム教を信仰する外国人の友人知人が何人かおりますが、善良なイスラム教徒たちが今回の人質事件でいわれなき非難のまなざしで見られ、相当な迷惑を被っているだろうと想像します。


ネットではもう一つの略称ISISを使って「イスイス団」と呼んだらどうだ、などとも言われております。わざと脱力するような間抜けな名をつけ、「暴走族→珍走団」と同種の発想ですね。ふーん…


ところで、黒服のテロリストとオレンジの服を着せられた人質の写真などを使ったクソコラと称するパロディ写真が、たくさん出回っています。もちろん日本人が作ったもので、中にはこれらの写真をISILや支持者のtwitterに大量に送り付けて茶化す、剛の者もいるのだとか。先日のフランス風刺画の例もあり中身が気になりますが、バカにする相手はあくまでテロリストであり、イスラム教徒ではないと。そこのところは区別しているようです。


この時期に何と不謹慎な、というのは言うまでもないのですが、ISILに対する日本のネットユーザーらしいcoolな反抗で、実際に彼らのイメージ戦略にダメージを与える効果も期待できるとして、海外でささやかな評判になっているのだとか。もちろんほとんどの人は眉をひそめているのでしょうが、ただ呆れられているだけでもないようです。不思議な世の中です。

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