節電しごと
20140805
ああ猛暑!
なんていうと、群馬や岐阜など、38度39度というホンモノの猛暑の真っただ中の方々には笑われてしまいそうですが、それでも日中はそれなりの暑さです。さいわい、朝晩はもうだいぶ涼しくなりました。これなら本来の当地の夏の気候ですね。
さて、右肩上がりの電気代節約のため、当社では昨年夏から電気保安協会の「デマンド」という電気使用量モニターを入れています。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、電気代の基本料は「単価×使用料」。ここでいう「単価」というのは、「一年間で最も電気をたくさん使った30分間」の電気使用量の大小で決まります。つまりピークを低くすることで、むこう一年間の電気代をある程度節約できるわけです。
このモニターが、設定した30分間の電気使用量をオーバーしそうになると、ピーピーと警告音を発して注意を促してくれます。そうすると人のいない場所の照明を消したり、とりあえず使っていないパソコンやプリンターの電源を切ったりして様子をみます。
当社の最大の電気使用元は言うまでもなく、24時間フル稼働の冷凍冷蔵庫です。そのほかには照明、OA機器くらい。中で働く人には申し訳ないのですが、エアコンは使っていません。すでにそれなりの節電環境にあると思っていますので、これをさらに絞るのは、なかなか難しい。
冷凍庫が一日何度か霜取りをします。この時は電気量が目に見えて増えます。以前は数台ある冷凍機が同じようなタイミングで霜取りをしていたため、ピークが高くなっていました。(会社休日のグラフで歴然とわかります)この時間帯を少しずつずらすことで、今はピークは平準化しています。
気温が上がり冷凍庫の開閉が激しい昼近くになると、最近は毎日のようにピーピーと警告音が鳴り、そのたびにみんな大慌てで明かりを消したりしています。今のところは昨年のピークよりかなり低い水準で推移できています。何とかこの苦労が報われると良いのですが…