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長寿県の秘訣は馬刺し?日々雑記

20130424



長野県は日本一の長寿県だ!…という衝撃的な報道があってからしばらくたちます。以前から女性は一位、男性も上位にいたのですが、今回ついに男女ともトップに立ちました。全国平均は男性79.59歳、女性86.35歳なのに対し、長野県は男性80.88歳、女性87.18歳だそうです。


長寿日本一といっても、全国平均よりまあ1年程度寿命が長いくらいですが。それでも、いま都道府県ごとに異なっている健康保険の料率は、長野県が一番低いのですよ。それだけ医療費にお金がかかっていないってことです。


このことがいろんな雑誌で話題になっています。週刊現代や、今日発売の週刊文春でも取り上げられました。長寿の理由はいろいろあると思いますが、一番は県が主導して行った生活習慣病予防や食習慣改善の啓蒙活動だと、よく言われています。


かつては漬物や味噌汁など塩分の濃い食物を好み、その結果脳卒中で亡くなる人の割合が多かったのですが、戸別訪問などによる徹底した生活栄養指導が功を奏して減塩が進み、寿命も延びてきたのだとか。野菜の摂取が多いというのもあるようです。


ところでこの話をいち早く取り上げた週刊新潮では、長寿の秘訣は「馬刺し」だという大胆なご意見。すき焼きも牛肉ではなく馬肉だ、なんて書いてある。リンク先の記事をご覧いただきたいですが、当社お得意様「越後屋」さんのコメントもあります。こちらは馬刺しを始め馬肉料理で名高いお店です。(古くは丸谷才一氏が名著「食通知ったかぶり」の一章を割いて紹介しています)


馬刺しは地元(長野県中南部)の名物でおいしいし、栄養価を考えても体にいいと言われます。熊本など馬刺しの名所は他にもありますが、信州の馬刺しはサシの入っていない赤身が主流です。やわらかく滋味深いおいしさだと思います。お醤油と生姜、ニンニクなどでいただきます。


でもね、そんなに毎日食べてないって!


このあたりでは馬刺しは居酒屋でも出てきますし、肉屋さんやスーパーで普通に売っていますが、それなりにいい値段です。トンカツみたいな日常の食事とはちょっと違う扱いで、家庭だったらご馳走として食べる感じですね。
馬肉のすき焼きは…うーん昔はいざ知らず、今は家庭では滅多に食べられていないと思いますぞ。一部の料理店くらいでしょう。ちなみに「おたぐり」という馬モツ(腸)の煮込みがあり、ファンが多いです。やはり居酒屋メニューかな。


伊那の馬刺し、長寿うんぬんはともかく、地域食文化に根付いた美味であることは確かです。ご来訪の際はぜひ、お試しいただきたいですね。弊社でも冷凍品を扱っています。

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