「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

アイアンシェフ読んだり見たり

20121028



昔、毎週面白く観ていたTV番組「料理の鉄人」がリニューアル再開されると聞き、楽しみにチャンネルを合わせてみました。。


当初は日曜夜の30分ものでしたが、人気が出たために金曜夜11時からの45分番組へと格上げ。ご存知鹿賀丈史の大仰な芝居、豪華なセット、名だたる挑戦者たちに彩られて名物番組となりました。映画「バックドラフト」からそっくり持ってきた音楽も、オリジナルのようなはまり様。もちろん3人(のち4人)の鉄人は圧倒的に強いのですが、たまに鉄人を打ち負かす挑戦者が出るとワクワクしたものです。


神田川軍団の殴りこみだとか、山本益博や見田盛夫推薦の挑戦者だとか、ドラマ性もうまく盛り込みながら番組を作っていたと思います。私の印象に残っている名勝負のベスト3は、
 ×陳健一 vs 崔玉芬○ (白菜対決)
 ○道場六三郎 vs 城悦男×(ブロッコリー対決)
 ×陳健一 vs 小林幸司○ (カボチャ対決)
といったところでしょうか。あれ?3つとも野菜ですね。


しかし番組が長く続くに従ってマンネリ感も出てきて、終わりの3年間程は観たりみなかったり、テレビの前で寝てしまうことも実際のところたびたびでした。


さて、新しい番組を観ての感想ですが、一番は若返った鉄人たちの個性の無さ。中華の脇屋友詞氏はまだともかく、他の二人がこれからどう存在感を出していくのか、不安を感じます。


以前との中途半端な違い。「料理の鉄人」でなく「アイアンシェフ」、「挑戦者」でなく「ノミニー」だという不思議なこだわり、鉄人登場シーンのCGの安っぽさ、レポーター宮川大輔の浮きまくりの関西弁(この人選は完全に失敗だと思う)、などなど。


何といっても、料理の紹介だけで試食シーンがないってどういうことか。これじゃ審査員にどんなゲストを呼んでも意味ないじゃん。ところが、これについてはとんでもない実情があったことに後で気が付きました。


番組冒頭、気になるテロップがありました。「番組の内容を一部変更してお送りします」?何のこと?よく分からないまま番組を観終えますが、翌朝になって妻が新聞を片付けながら言うのです。「あれ?昨日の鉄人って2時間番組だったの?」


新聞を見ると、TV欄の広告には確かに「よる7時から2時間スペシャル」と書いてある。しかし番組表では1時間枠しかない。どういうことか。そうです、中継局の長野放送が勝手に番組を1時間短縮して放送したのです。試食場面もこうしてカットされたに違いない。後から聞けば、初回の挑戦者は二人いたというじゃないですか。長野じゃ一人しか放送されてない。陳健一の息子は、無かったことにされてしまいましたぞ。


こんなのってありですか?欠陥商品をしゃあしゃあと放送しておいて知らん顔ってこと?ちなみに7時から57分間、キー局の看板番組を半分にして長野放送で流れたのは「スマイルこれダネッ全国のオモロうまい道の駅グランプリ」でした。


冗談じゃないぜっ!


ページトップへ

サブインデックス

  • カテゴリ別
  • 月別アーカイブ

新着情報

スペシャルコンテンツ

食品・食材データベース 飲食関係器具・消耗品データベース


伊勢喜モバイルサイト新規開業・問屋替えサポート

営業エリア

営業エリア お問い合わせ先

Copyright© ISEKI Corporation. All Rights Reserved.