突破日々雑記
20100625
早起きした甲斐がありました。。
サッカーには全く素人のにわかファンではありますが、それでもこの時期、人並みに力を入れて日本代表を応援しています。
本大会が始まるまでの数ヶ月間、わが代表のていたらくには腹が立ち、あきれ、殆ど絶望していたのですが、岡田監督が方針を変更して、イングランド戦あたりから少しずつ目覚めてきたチームの変貌ぶりは驚きです。これまでの戦術の積み重ねは何だったのかとは思いますが、結果を出したのですからOKとしましょう。
下馬評では3戦3敗必至との声も少なくなかったのに、アフリカの強豪カメルーンを倒し、優勝候補オランダには敗れはしたものの、ほぼ互角に渡り合い(ちょっと甘口)、そして北欧の雄デンマークを堂々と降しての決勝トーナメント進出、お見それしました!
本田と遠藤のフリーキック連発、寝ぼけまなこもいっぺんに覚めるような鮮やかさ。特に遠藤の一発には、しびれました。デンマークの壁の端の人なんて、あのコースで入るとは全然思っていなかったんじゃないのかな。PKを一度は弾きながら止めきれなかった川島は残念でしたが、そのあとの岡崎の飄々としたゴールで、相手の息の根を止めましたね。
岡崎は好きな選手の1人です。ゴン中山に憧れ目標にしているようですが、なるほどプレイスタイルには共通した泥臭さとひたむきさを感じます。オランダ戦の最後に絶好のチャンスをはずしてしまったので、今日のゴールは嬉しかったでしょう。
そして固い守備。中澤や闘莉王らが、背の高いデンマークにヘディングで一歩も引けをとらず、危険をことごとくブロックしていく様子は胸のすく思い。両サイドバックもよく走りました。
ベスト16を決めた日本、次の相手はパラグアイ。息の休まる暇もない強敵が続きますが、これだけわくわくするワールドカップ、一試合でも多く楽しみたいですね!商売の上では、早く帰宅する人が増え外食が減ると言われ、あんまりプラスではないのかもしれませんけど。
ひそかに楽しみにしているのは、遠藤のPKを大舞台で世界の人に見せたい、ということです。これからはトーナメントですからPK戦もありえますね。
余談。カメルーン戦はタイのホテルで観戦したのですが、全然わからないタイ語の実況に加え、日本が得点してもまったく騒がず冷静そのものの放送で、妙に新鮮な感じでした。