「おいしいことなど徒然と」

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イギリスはおいしい…?食べもの

20120729



今朝のTVで、イギリスの食事についてあれこれと放送していました。所ジョージの出てくる番組。


世評としてはまあ、ヨーロッパ屈指のアンチグルメ国ということになっていますが。TVでは、とにかく味が薄い、と言っておりました。調理の段階でほとんど味付けをせず、卓上の塩やら胡椒やら、ケチャップやらモルトビネガーやらマヨネーズを、食べる人がてんでに振りかけて(凄い量だった)食べていました。子供の頃からそういう習慣だそうで、これでは繊細な味覚を育てるのは難しそうな気もします。


かつては豊かな食文化を楽しんでいたイギリスでした。大昔は高級ワインやシャンパンを楽しみ、本家フランスを上回るような大消費地だったわけですから、グルメに関心がなかったわけではないはずです。しかし産業革命で労働者たちが忙しくなり、食材生産にも食事にも気を使わなくなりました。その名残りは世代を越えて、一度失われた食の感覚をもう取り戻せないでいる、そうです。


イギリスの名物料理って何だろう、と指を折ってみますと、ローストビーフ、フィッシュ&チップス、シェパーズパイ、スモークサーモン(これって料理?)くらいは誰でも挙げられますが、正直それに続くものは思い浮かびません。いずれもあまり手の込んだものではありませんね。


そうそう、イギリスでおいしいものは、朝ごはんです!フランスなんかではパンにカフェオレ程度の簡単な朝食(いわゆるコンチネンタル・ブレックファスト)ですが、イングリッシュ・ブレックファストはベーコンやソーセージ、卵、焼きトマトや豆、おいしい紅茶(そうだ、世界に誇る紅茶文化ってものがありました)にパン、とにかくアイテム豊富です。


私はイギリスはちょっと立寄ったくらいの経験しかありませんが、これはとても楽しかった記憶があります。晩飯にあまり力を入れないと朝には腹が減るから、朝ごはんをゴージャスにするのかな。


表題は言うまでもなく林望氏のベストセラーエッセイですが、中身を読むとタイトルはだいぶ逆説的だったと記憶しています。

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