「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

富山へ日々雑記

20120708



高校PTAの大会に参加するため、富山市に行ってきました。。


信州とは隣県ではありますが、長野市からならともかく、伊那からはとっても遠い土地です。北アルプス安房峠を越えてゆくか、はるばる上越市を回っていくか。安房峠でも3時間半、上越なら4時間はかかります。「北信越」というくくりで富山、石川、福井の大会などに参加することがありますが、いつも「俺たちゃ日本海の人間じゃないよ」と思うものです。


私はずっと訪れる機会のない街でしたが、12年前JCの大会で初めて行きました。富山市はコンパクトで都会的な魅力もあり、食べ物もおいしく、なかなか好印象でした。路面電車が走っているのもいいですね。


ガイドブックには殆ど載っていないようですが、市庁舎に無料で上れる展望台があるのを偶然見つけました。市内ではかなり高い位置にある展望台でしょう。残念ながら天気は良くなかったですが、ボランティアの方が眺望や歴史を解説していただいたり。夜9時まで入場できるそうで、観光やデートの穴場だと思います。


この市庁舎にしても、大会が行われた富山市芸術文化センター「オーバードホール」にしても、富山城を復元した「富山市郷土博物館」の展示にしても、実にゴージャス、バブリーなにおいがプンプンして、いやいや内緒の話。


大会は1400人の参加者を迎えて盛大に行われました。小中学校のPTAではこうした大会には地区(郡市)の代表たちが参加していましたが、高校のPTAは学校数そのものが少ないですから、原則として全ての学校からの参加となります。


基調講演は、ベストセラー「女性の品格」で有名な昭和女子大学学長の坂東眞理子さんにより「日本が必要とする21世紀人材」と題して行われました。


グローバル化の中、世界で生きていける人材に求められる資質は何か。健康、体力から始まって、努力を面倒がらないこと、行動力、持続力、知的好奇心、論理的思考、協力、親切、明るいこと、語学、基礎学力、コミュニケーション能力、高い志や人間愛まで、尽きることなく次々と語られました。それだけ兼ね備えていれば、世界どころか宇宙ででも生きていけるだろう…というのは、凡人の僻み。


それはともかく、今の子はとても恵まれているが、与えられすぎ、豊かすぎの環境は子供の向上心を摩滅させる、不自由から学ぶことこそが大切だ、という大変耳の痛い指摘をいただき、深く反省しました。やたらと車で子供の送り迎えをしてはいけませんね。妻にも言っておきましょう。


ページトップへ

サブインデックス

  • カテゴリ別
  • 月別アーカイブ

新着情報

スペシャルコンテンツ

食品・食材データベース 飲食関係器具・消耗品データベース


伊勢喜モバイルサイト新規開業・問屋替えサポート

営業エリア

営業エリア お問い合わせ先

Copyright© ISEKI Corporation. All Rights Reserved.