県粉卸組合 総会しごと
20120621
台風4号、どうやらこの地域のほぼ真上を通過していったようですが、実感としては「普通の雨降り」でした。いつもながら中央アルプスと南アルプスにしっかり護られています。ありがたいことです。
さて昨日は松本で表記の会議。現在私が組合長を務めており、今回で3度目の総会を迎えました。決算予算などのほか、県内の小麦粉卸売業者と、製粉メーカーさんとの懇談を行ないました。
食品卸売業の業界団体というのは(少なくとも長野県では)それほど多くなく、当社が参加している数少ない団体の一つです。今期で「第50期」だそうで、私の生まれた頃から続いているのですから、少し驚きます。昔の業界と今とでは、当然ながらずいぶん様変わりしていることでしょう。当時を知る長老の方がおられたら、ぜひお話を聞いてみたいものです。
組合長は自動的に、県を代表し全国組織の理事として出ていくことになっています。こちらも年1回、6月初めに東京で総会があります。
そこでは全国各地の情勢報告をお聞きしますが、国の小麦制度が大きく変わりつつある中で、物流商流を担う卸の機能をもっと評価して欲しいという声ばかりです。苦労はどこも一緒だな…と思います。
そんな中、いま花盛りの「ご当地B級グルメ」についての話がありました。売り出し中のB級グルメのうち八割方は、粉モノです(中でも焼そば系の多いこと!)。その多くは自治体や商工会議所、飲食店組合などの主導で動いていますが、もっともっと粉業界としてそこへコミットするべきではないかと。
まったくその通りですよね。そうした積み重ねが、新たな消費を生み育ててゆくのでしょう。この分野にも、まだまだいろいろ新しい種があると、心強い発見になりました。