天下一品 (続き)お店紹介
20120125
初めての「天一体験」は、強烈なインパクトではあったものの、印象は悪くはなかった。しかしまだ魅せられるところまではいきませんでした。
その後友人たちを「すごいラーメンだぜ、話の種に食ってみろよ」と京都北白川の本店に連れて行ったりして(私たちの近所には店がありませんから、二年越しとかの話ですよ)二度三度と食べるうちにだんだん、こってりスープの深みにはまってしまいました。
今では京都に行く機会はそうありません。東京都内には何軒もありますが、新宿高速バスターミナルの近くの店に時々行きます。(最近新宿で一人飯のときは大抵ここか、やはりターミナルそばの回転寿司「沼津港」に行くことが多いです)行列ができるほどではありませんが、お客はよく入っています。
大方のラーメンは醤油味、味噌味、塩味、トンコツなどに分類できるわけですが、この「こってり」はどこに分類すればいいのでしょうか?強いて言えば…醤油味?ってことになるのでしょうが、世に言う醤油味とは全然違います。「天下一品味」としか言いようがないですね。(スープの基本は鶏ガラや野菜を極限まで煮出したもののようです)
食べ進めてスープがなくなると、丼の底に「明日もお待ちしてます」という文字が現れます。こんなものを何日も続けて食べられるか、と思うのですが、マニアの方は週に3回も4回も食べるようですね。私も一度出張のとき、ちょっとした「はずみ」で二日続けて食べてみたことがあります。もう、食うんじゃなかったと思いました。
持ち帰り用の商品もあって、店舗あるいは通販で買うことができます。以前一度、6人前パックを購入し家族で食べましたが、みんなで1人前ずつ食べた後、女房子供は「もう結構」というので私が仕方なくあと2食分を一日ふつかの間をおいて食べました(あまり日保ちしないので)。このときも、さすがに参りましたな。
いずれも「もう二度と見たくない」くらいの気持ちになったのですが、3ヶ月もすると何だかまた食べたくなるのだから、中毒患者とまでは言わずとも似たようなものかもしれません。
長澤まさみ嬢がどれくらいの頻度で天下一品に通っているのかわかりませんが、彼女のイメージとはいささかギャップ、意外性がありますね。だからこそ表紙になってるのでしょうけれど。麺を残してでもスープは全部飲むそうで、しっかりファンなのでしょう。