華麗な若大将食べもの
20110814
高速道路では最近、路線ごとにいくつかのサービスエリアで、メニューの競作をしていますね。たとえば中央道では投票でラーメン№1を決めるイベントがたびたび行われています。
県内の上信越道と長野道で、「華麗な若大将」なるカレーのキャンペーンをやっているとTVで見ました。子供のコンクールを見に行ったとき、ちょうど姨捨SA(下り)で食事どきでしたので、試してみました。
写真のメニューは「スタミナ若大将カレー」。普通のカレーに、具としてホルモン(モツ煮)がたっぷり載っています。ご飯にかかっている赤いものは唐辛子ではなく、パプリカだそうです(辛くはありません)
食した感想は、残念ながらアイデア倒れかな?ホルモンの臭みが強く、カレーの味とマッチしていません。パプリカの存在理由もよくわかりません。味付けにひと工夫あれば、随分変わるのでは。このタイプのホルモンが大好きな人には、いいかも。
しかしこういう仕掛けは、面白いですね。かつてはサービスエリアやパーキングエリアの食事は本当にシンプルで、どこへ行っても麺類やカレー、丼など同じような印象がありましたが、サービスエリアで楽しんで食事してもらおう!という積極路線は成功しているようです。
単なる通過点に、付加価値を与える。食事やスナックはそのためのツールとして最も有効な一つです。レジャーでの利用者にとっては同じ路線で期間中に何度も食事をすることは少なく、食べ比べにまで発展するとは限りませんが、いつでも「何かやってるな」という気にさせることが大事でしょうね。
高速道路の食事で私が好きで良く食べるのは、カツカレー。以前は遠出のときなど、朝食でも食べていました(最近では滅多にやりませんが)朝からこんなものを食う人はそういないでしょうから、カツが揚げ置きでなく揚げたてのことが多かったりしました…気のせいかな?
これだって場所ごとに随分味が違い、面白いですよ。究極の、なんて言いませんが、カツカレーに絞った競作なんてどうでしょう。