スイミング・プール日々雑記
20110716
早すぎる?梅雨明けから毎日毎日、日差しが激しいですね。夕立が待ち遠しい。
先週末、社員旅行で北陸に行ってまいりました。2日目は金沢市内。普通のツアーだと兼六園とか、長町武家屋敷跡とか、近江町市場あたりが定番の観光コースだと思います。
今回、市場には寄りましたが、他はちょっとひねって「妙立寺(またの名を忍者寺)」と「金沢21世紀美術館」へ。これが、なかなか良かったですよ。
現代アートの体験型展示で知られる21世紀美術館は、全国でも注目される存在です。素人にもハードル低くモダンアートに触れる機会を提供してくれており、大変楽しい時間を過ごしました。
もっとも有名な常設展示は、写真の「スイミング・プール」でしょう。レアンドロ・エルリッヒ作。
中庭に位置するプール。水面がゆらめき、深さを感じます。おや、プールの底に服を着たまま歩く人影が?
この「プール」は中が空間になっており、水は透明なアクリル板の上に厚さ10センチほど乗っているだけ。観客はプール底の空間を自由に歩き、水面を通して外を見、また外からプールの中を見ることでお互いの不思議な関係を体感します。
私、ここは二度目なのですが、曇り空だった前回と違って今回はまぶしい日差しの中でこのプールを体験し、光のゆらめきの心地よさを楽しみました。
見た目だけでも、多少涼しい気分になっていただけましたか?
関連リンク: 金沢21世紀美術館