グリンピース対決食べもの
20100519
しばらく前のことですが、二つのテレビ番組で、季節のグリンピースをとり上げていました。NHK「ためしてガッテン」とTBS系「はなまるマーケット」で、ともに【これまでの常識をくつがえす、おいしいグリンピースごはんの作り方】を指南しており、両者を見ていた妻が、二通りのグリンピースごはんを作ってくれました。
両者のレシピをごく大ざっぱにご紹介すると…(詳しくは検索して下さい)
ガッテン流:
生のグリンピースをフードプロセッサーでミジンに粉砕し(粉砕具合がポイントだそうです)それを炊き上がったご飯に混ぜ込んで蒸らします。称して、みじんピースご飯。豆の形が残っていないため、見た目は今イチですが、豆の青い香りは強く残っています。
はなまる流:
まず豆を莢からはずし、莢だけを煮ます。莢を取り除いた煮汁で、今度は豆を3分ほどゆでます。さました煮汁を使ってご飯を炊き、炊き上がったところでさっきの豆を加えて蒸らします。こちらは、見た目普通の豆ごはん。煮汁の色がほんのりご飯に移っています。
出来上がりの形はまったく違いますが、両者とも豆とお米を炊き込まず、豆に火を通しすぎないことでは共通しています。録画を見ると、ガッテンの3週間後にオンエアされたはなまるでは司会者が「他局のレシピよりはるかに美味しいです!」と、明らかにNHKを意識した強気な発言。まさにグリンピース対決です。
両者を試食した特別審査員(私)の判定は
はなまるの勝ち!
ガッテンも豆のフレッシュな香りを認識させてくれた点では評価しますが、いかんせん食感に難あり。はなまるは莢の旨味がご飯に染みわたり、豆もしっかり存在感を発揮して(この違いは大きい)見た目も良好。おいしく、おいしくいただきました。
グリンピース、まだしばらく楽しめるかな?
関連リンク: はなまる流豆ごはん