棚卸しごと
20110403
3月決算の弊社は4月1日より新年度に入りました。決算棚卸のため、通常業務は休ませていただきました。
棚卸は全員総出でやります。数千種の在庫1品1品をすべて数えます。もちろんどの会社でもやることですが、私たち卸売業は品数も多いし、パレットに積み上げられた商品をザックザックと数えるのではなくて、細かな品を箱から出して一袋ずつ数えるのですから、結構な手間がかかります。
できればハンディターミナルを使ってやりたいところですが、業務用食品にはバーコードのついていないものもたくさんあり、現状できていません。まことに原始的で、何とかしたいものです。
気の毒なのは冷凍品を担当する人です。みんなスキーウエアみたいな防寒重装備をして冷凍庫内に入りますが、本当に凍えそうです。冷たい空気よりも、足が冷えるのがかなわんですね。靴の中にカイロを入れたりしますが。
作業のし始めは、1時間くらい入っていられるのですが、一度庫外に出て休憩したあとがつらい。二度目は30分と持ちません(私の場合)。大勢で分担して、庫内にいる時間をできるだけ少なくしようとしていますが、半日はどうしてもかかりますね。
午後には集計作業をして、たっぷり一日仕事です。この集計作業がきちんとできているかどうかで、翌日以降の計算がスムーズにできるかどうかが大きく違ってきます。
一品ずつ単価を拾って計算していきます。ここからは全員でやるわけではありませんが、私も担当します。全部の入力が完了すると、心底ほっとします。
棚卸の終わった倉庫は本当に綺麗です。面倒だけど、大事なしごと!間違いなく、きちんと、スムーズに。