「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

デュヌ・ラルテお店紹介

20110621



東京へ行ったときに、情報収集を兼ねて家族に何かお土産…と、パンや菓子の評判のお店を回ってみたりしています。このパン屋さんはコンセプトがとてもユニークで、いつも刺激を感じるお店です。


何といってもまず、形の斬新さに惹かれます。


たとえば「ラルテ」と名づけられたクロワッサン。ほんとは三日月の形をしていてこそクロワッサンなのでしょうが。しかし単に面白さだけを狙ってこうした形にしたのではなく、バターと粉、特にバターのおいしさを追い求めた結果、この形にたどりついたのだとか。


キュブ(立方体)という2種類のブリオッシュ。一辺4.5cmのサイコロキャラメルみたいな面白い形ですが、その味のしっかりしていること。普通ではありえない「卵を使わないブリオッシュ」だそうです。その心は「卵は熱が入ると固まって、パサパサの食感を生む。卵を使わないほうが、ブリオッシュはしなやかさを増す」(料理通信誌より)


ノワ(胡桃)。胡桃の入ったパンは、胡桃に含まれる物質が作用して全体が紫色に染まりますが、こちらのは普通のパンの色。試行錯誤して特別な方法で胡桃を加工しているようです。ノワだけのものと、レーズン入りのもの、どちらもおいしい。


オリーブヴェルト。オリーブを混ぜ込んだスティック状のパン。これは塩気も効いており、ワインのおつまみ。


奇をてらったような形ですが、専門誌でその形(レシピ)に行き着いた思考過程など読むと、非常に面白いです。当然の事ながら、味がしっかりしていてこそです。パンはどれも小ぶりですし値段はまあ安いとはいえませんが、滅茶苦茶高いってわけでもないと思います。


最初の店がオープンしたときは、南青山のわかりにくい場所に店舗がありました。そのスタイリッシュなこと、高級ブティックみたいな真っ白なお店で、とてもパン屋さんとは見えませんでした。店舗の奥にバー(カフェではなくて!)も併設していたのですよ。最近新宿伊勢丹に店を出して、行きやすくなりました。


d'une rarete とは、たぐいまれな、という意味だそうです。

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