1500回日々雑記
20241222
今年10月に行われた衆院選。あちこちの政党から、最低賃金を時給1500円に…という公約というかアピールがされておりました。
野党のみならず自民党までがそう言っていて、与野党が口を揃えた格好になっていました。だったらすぐにでもできるのかと思えば、選挙が終わったら誰も話題にしなくなったというのが、いかにも人を馬鹿にしているように思えます。
それはまあそうなれば、パートやアルバイトで働く人は嬉しいと思います。給料を払う側としてはどうなのか。
他の業界のことはよくわかりませんが、食の領域の事情はある程度理解しているつもりです。飲食店やファーストフードの店員さんが例外なく時給1500円を貰える社会になれば、現状のメニュー価格を目を見張るほど上げるか、いっそ人を使わずできる範囲に商売を縮小するしかないですね。ロボットにもできる仕事はあるでしょうけれど、みんなが高価なロボット社員を雇えるわけでもありません。
年収の壁にぶつかり働く時間をセーブする人が増えれば、いまの人手不足に拍車をかけることになりますし、大都市と地方の賃金や物価の違いというものも考慮されるべきでしょうね。いずれにしてもまだまだ、まったく大雑把な議論です。
ところでまったく関係ないんですけど、中学生のころ、体育の授業で1500㍍走というのをやらされました。私ゃこれが苦手でしてね。長距離を(1500は競技としては長距離ではないが)走ることって本当に駄目です。
一度、冗談半分でスタートで猛ダッシュし先頭を走ってみたことがありました。最初の一周はトップ、そこからどんどん抜かれ、結局最下位に。通知表に書かれましたよ、「自分のペースをつかめずにへばってしまうことが多い」ですって。そういうことじゃないのですが。いや、同じことかな。
どうでもいい与太話ですみません。この記事で、本欄開設以来1500本目になります。1500年とか、1500㌔とか、1500人とか、いろいろ探してみましたが大したネタはありませんでした。
14年と8か月、何とか続けております。2000回目指して頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。