地域の稼ぐ力しごと
20241112
漂流教室はちょっとおいて、地域の楽しみな話題を。。
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(中日新聞)駒ケ根市は5日、大手アパレル「ビームス」の事業「ビームスジャパン」と、市内に拠点を置く事業者が連携した商品開発プロジェクトの新商品を発表した。商品はビームスの電子商取引(EC)サイトで販売されるほか、市のふるさと納税寄付返礼品としても登録される。(中略)
市内企業の商品やサービスの付加価値向上や、販路の構築などを支援しようと、今年5月に取り組みがスタート。織物業の久保田織染工業とメッキ加工業の塚田理研工業、家具製造業のトヨセット、金属加工業のヨウホクが参加した。
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商工会議所の立場で新製品発表会に出席してきました。久保田織染さんは紬を織ったときの端材を使ったテーブルマットやペンケースなど、塚田理研さんはレインボー色のめっきを施した櫛、トヨセットさんは家庭用デスクキャビネットやバッグラック、ヨウホクさんはBBQ用の鉄マッチ、ランタンシェード、調理用の鉄板などを発表されました。
それぞれの会社では、既に自社の得意分野で製品の機能や美しさをしっかり追及しているわけですが、今回のように手掛けたことのない分野で新製品を開発するにあたり、目利きのプロにアドバイスをもらうことは新たな発見になったろうと思います。
ビームスのスタッフはBtoCのプロたちですから、製品のサイズ感やタグをつける場所、値付けに至るまでアドバイスをもらったそうです。こうしたプロセスを経て、商品開発は面白い、と皆さん感じたとのこと。駒ヶ根市が音頭を取ってこうしたつながりの場を作りました。Made in KOMAGANEのブランドが、このようにしてさらに広がりを見せていけるといいですね。
まずは今回発表された製品が、良い売れゆきを見せてくれますように。駒ヶ根市のふるさと納税のアイテムにもなっています。