「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

総裁選祭り日々雑記

20240828



来月の自民党総裁選挙。我も我もと手が挙がり、10人以上の名前が取りざたされてメディアもお祭り状態です。まあ、名前しか知らないような議員さんがどんなお考えを持つのか明らかになる、いい機会ではありますね。


選挙は戦いですが、この場合選挙そのものが党のPRになるわけですから、ライバルを叩きのめすようなことはできません。選挙キャンペーンのポスターを「おじさんの詰め合わせ」と言ったタレントが逆セクハラだとして炎上しています。ところでここに登場した歴代総裁の顔と名前、全部わかりますか?(お恥ずかしいが私は二人わからなかった…私が生まれる前の人ではありますが)


投票権を持つのは自民党員だけなので、世論調査という名の人気投票などしてみても仕方ないとは思いますが、実質的には首相を選ぶ選挙です。結果はすべての日本人に関係してきます。また総裁選後の解散総選挙で誰を「選挙の顔」にするのか(野党にしてみれば、誰が敵の総大将になるのか)は立候補予定者にとっては重大事です。ですから世間の人気もそれなりに重要なファクターではあります。


総裁選に出るには推薦人を20人集めなくてはならず、これが意外と難関です。自民党の国会議員は現在375人、たかだか20人の支援者を集められないような人では選ばれる資格はないとも思いますが、それなりの覚悟を持った盟友でなければおいそれと推薦人にはなってくれません。選挙後のポストがかかってますからね。ちなみに議席がずっと少ない立憲民主党の代表選も20人が必須になっているのは、ちょっとかわいそう。


勝ち馬に乗れればいいが、負けたら何年も冷や飯を食うことにもなりかねない。今回は一回目の投票で過半数を獲る候補はいそうもないですから、決選投票まで含めた票読みが必要になります。ああ面倒くさい。しかしこれを面倒と思っているようでは、政治の世界は生きていけません。


どのメディアも「政治とカネ」が最重要事項であるような言い方をしています。ホントにそれでいいの? 大事なことではありますが、もっと重要なのは生活に直結する景気対策・エネルギー政策であり、行き詰まった社会保障の抜本的対策であり、激変する世界の中での安全保障であり、待ったなしの少子化対策でありましょう。特に社会保障に踏み込む候補が出てきてほしい。


初めての派閥の縛りのない総裁選、どう決着するのかワクワク感があります。コロナの最中、飲食店を目の敵にしとんでもない「対策」を次々と出して我々を大混乱に陥れた御仁。いっとき総裁候補と言われていたようですが、完全に消滅しました。二度と出てこないでいただきたい。

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