「おいしいことなど徒然と」

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長野県料理コンクールしごと

20231104







長野県調理師会主催の「料理コンクール」という催しが、県下各地持ち回りで開催されています。以前駒ヶ根市で開催されたこともあり、本欄でも取り上げました(2010.10.6)。今年は地元伊那市で開催ということで、あまり時間がなかったのですが見に行きました。


日本料理(前菜、焼き物、煮物焚合せ)、西洋料理、中華、デザートの各部門に分かれ、参加者はあらかじめ作ったものを持ち寄ります。TVの料理番組みたいにその場で作ったできたてを食べて審査するようなことができればさぞ楽しいでしょうが、莫大な費用と手間がかかると思われます。


必然的に審査は「見た目」でせざるを得ないので、味を評価することはありません。やむを得ないですが料理のコンクールとしてはちょっと残念。一皿の中にすべてを盛り込むこと、信州産の食材や調味料を使うこと、そして食材原価を基準以下に収めることも条件になっているようです。


出品された料理を順繰りに見ていきます。入賞した作品には出品者のお名前と店名、審査員の講評が記され、選外になったものは番号のみが表示されます。全県からの参加ですが、当社お得意様の名前もちらほらとありました。


素人の私には、どこがポイントでこの皿が高評価なのか減点されたのかはあまりわかりません。一皿での表現なので、必然的にかなりたくさんの要素が盛り込まれることになります。それがごちゃごちゃと散漫になってしまうのか、スッキリと仕上げらているのか。あるいはお皿の上に集中できる焦点を作ってダイナミックに見せているのか、などが評価されているのだと思います。


時間を区切って、専門の方に解説付き観覧ミニツァーをやってくれたら嬉しいです。一般のお客さんにはきっと喜ばれるのでは。有料でもいいですよ。


私がもっとも良いと思ったのは、中華部門で最高賞「長野県知事賞」に輝いた作品。この夏に伊那市から箕輪町に移転した「ラーメンレストラン ハヤシ」の荒井秀城さんのもの(写真下)。鮎の動きを生きいきと立体的に表現して素晴らしいと思いました。もちろん当社お得意様で、店名の通りラーメンと、なぜかハヤシライスも売りにしている繁盛店です。おめでとうございました。

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