虐殺の応酬日々雑記
20231011
まったく気の滅入る事態です。ハマスによるイスラエル襲撃、イスラエルの反撃、犠牲になる民間人。
私ゃこの地域の争いの歴史について、平均的な日本人の知識以上のものは持ち合わせていません。どう解決したらいいか、もちろん分からないしご立派なことは言えないのですが、もういい加減にしろよと言いたくなります。
中東地域の地政学の問題に始まり、米・中・ロシア・EU・産油国が石油資源やら武器輸出やらの思惑からどっちかに肩入れし、あるいは傍観を決め込む。争いの柱には宗教が。ここまで入り組んでしまうとこんがらかった糸をほどくことも出来なくなってしまいます。石油輸入国日本は、一体どう動けばいいのか。
ただでさえウクライナ戦争で頭が一杯のところにこんな問題を作り出した(仕掛けたのはハマスですが、背景には当然イスラエルの静かな攻勢がある)ことを恨めしく思う人も山ほどいるでしょう。我々も他人事ではありません。今後の情勢によっては台湾問題にまで飛び火しかねないですよ。第三次世界大戦の不安が冗談では済まなくなったらどうします?
日本メディアの扱いが意外なほど小さくて驚きます。ジャニーズの話ばっかりしている場合じゃないでしょう。
犠牲者を悼み、事態が収束に向かうことを願うしかありません。
関連リンク: ハマスとは何者か 今イスラエルを攻撃した理由は(BBC)