「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

完全試合日々雑記

20220411



日曜日のドえらい快挙。プロ野球ロッテの佐々木朗希選手が弱冠20歳にして一試合19奪三振(13連続三振)、そしてプロ野球で実に28年ぶりの完全試合を達成しました。


野球に詳しくない私だってこの偉業の価値くらいはわかります。午後ネットを見ていて「佐々木連続13奪三振」という見出しが目に入り、おお、凄いと思ったら、まだ試合が継続中で一人のランナーも出していないというではありませんか。


リアルタイムで中継を観たかったですが、ロッテ:オリックス戦のTV中継など長野県ではありません。本拠地の千葉テレビでも普段放送している中継がたまたまこの日はなかったそうで、観られなかったファンは憤懣やる方なかった由。


佐々木は日本人離れした長い手足を存分に使い、164㌔の速球に140㌔台のフォークなどを使ったピッチングでオリックス打線を翻弄しました。スポーツニュースで見て、あんな低めのボール球を何でみんな空振りするのかと思いましたが、野球好きの人によればあのスピードの球が落ちる(フォーク)なんて普通あり得ない、あれでは手が出てしまうよ、とのこと。


捕手として佐々木の能力を生かした松川虎生も絶賛されています。高卒ルーキーが守備の要であるキャッチャーを務めること自体が異例です。20歳と18歳の若いバッテリーが完全試合を達成したというのが胸のすく思いです。


プロ野球でノーヒットノーラン(無安打無得点試合)はそれほど珍しくはないですが、完全試合は本当に久しぶりでした。選手が記録を意識し始めると土壇場で失投や失策が出るのはありがちなこと。「あと一人」でパーフェクトを逃した悲運の投手は1950年の田宮謙次郎をはじめとして4人いるそうです。メジャーに行ったダルビッシュ有も、27人目の打者に股間を抜かれるヒットを浴び完全試合を逃しています。


佐々木は超大物と注目された大船渡高校時代、甲子園への出場を賭けた地区大会決勝で登板せずに敗れ、大きな話題となっています。連投で肩を酷使した結果、将来性ある選手が“燃え尽きてしまった”ことはこれまでもありました。目先の勝利にこだわらず教え子の将来を優先した大船渡の国保監督、さすがだなあと思います。


日本を代表する投手としてますます活躍してほしい。これから彼の登板試合、中継もあるでしょうか?

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