「おいしいことなど徒然と」

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今日からマンボウしごと

20220127



コロナのことを書いてもしょうがない、と一週間前に言ったばかりですが、それでも長野県下にも今日から「蔓延防止等重点措置」が適用されるとあっては、ふれないわけにもいきますまい。こんなこと書きたくないんですよ。


いくらオミクロンが重症化しにくいとはいえ、これほど大勢の新規感染者が毎日発生していては行政も手をこまねいていられないでしょう。医療機関の逼迫度合いをもとに蔓防の適用を決めたと県では言っています。


しかしその対策はと言えば相も変わらず飲食店狙い撃ちがメインで、さまざまな矛盾点には手がついていません。最大のものは休業協力金の不公平感だと思います。売上規模を考慮しない金額の設定、店によっては休んだ方がむしろプラスになる焼け太りの可能性、同時に窮乏する関連業者の存在を無視した制度設計など、一年以上前から指摘されている制度の不備がそのまま放置されていることは、怒りを通り越して驚きです。


繰り返します、医療が逼迫しているなら、まず医療側を何とかするのが最優先でしょうに。飲食や観光業にケツを持ってくるのはその後じゃないですか(品のない表現お許しを)。これを政治の怠慢と呼ばずして何といいましょう。


それでも長野県知事は不必要な規制や自粛を強いることを何とか避けようとしているようには見えます。長野は観光県ですからね。口では経済を回しながらなんて言いながら、やっていることは全然進歩していない人の多いこと。秋から年末にかけて感染が収まっていたとき、何をしていたのさ。


コロナ襲来から2年近くたち、リスク要因については相当の知見が積み上げられているはずです。なのに相変わらず図書館や美術館が規制の対象にされているのは何ででしょう?水族館もダメなんだっていわれて、館内の水槽で泳いでいるマンボウだって呆れているのでは。


私たちの業界にとっては、1月2月はもともと閑散期であることが不幸中の幸い。第6波は広がるのも早いが収まるのも早い、という見方が多いようです。今回の蔓防適用は2月20日が期限、その頃になって「あの時の大騒ぎは何だったんだろう」となることを願っています。


(1/28付記)奈良県荒井知事は、蔓延防止等重点措置には効果がないとして適用を申請していません。これまでの感染の検証から「飲食店の営業時間短縮と酒類の販売停止が感染者数の減少につながっていないと判断した。医療が逼迫するから飲食店を時短するというロジック(論理)が分からない」と言っています。記事をリンクしておきました。

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