絶賛の冷凍GYOZA食べもの
20210819
オリンピック選手たちが選手村でどんな食事をしていたのか、会期中から大変興味深く思っていました。曰く、あらゆる食文化に対応した700種類のメニューが24時間食べられると。ホテルの豪華バイキング並みの充実度で、こんな立派な食事を拒否して自前の仕出し弁当を召し上がっていたという、どこかの選手はお気の毒でした。
メニューの中でも時に人気を集めたと言われているのが、餃子です。例えば7人制ラグビーの女子米国代表イロ―ナ・マー選手は、TikTokで「世界で一番おいしい餃子は、オリンピック選手村にある」と賛辞をつづっていました。
この餃子が、実はJOCオフィシャルパートナー、味の素が提供した冷凍餃子だと話題になりました。それはもう美味しくて当たり前。我が家の食卓にも高頻度で上りますよ。
これだけの多品種をオンタイムで提供するには、冷凍食品の使用は必須です。冷凍餃子は各メーカーが技術を凝らして日々品質が向上しており、家庭ではもちろん、外食の場面でもそれと知らずに召し上がっていることが相当あると思います。我社でも味の素や、評判の高い業務用餃子メーカー「ケンちゃん餃子」の冷凍餃子をたくさん販売しています。
冷凍餃子が家庭で食べられる頻度は相当高くなっているはずですが、最近では当社の近所に冷凍餃子の無人店舗チェーンが出店しまし、開店当初はかなり人を集めていました。今は落ち着いてきたかな。(調査と思って食べてみましたが、肉の存在が弱くニンニクが強くて私の好みではありません)
味の素は冷凍餃子のPRのために、東京赤坂に「GYOZA IT.」というお店を5年の期間限定で開いています。まだ五輪開催が遠い頃、そちらにお招きいただいた様子を本欄18.2.28に書きました。国内のみならず世界へ日本発の餃子ならぬGYOZAを発信したいという意欲をもって、ワインに合わせるなどさまざまな食べ方を提案されています。
私たちが普段口にするのは、戦後日本に入ってきて独自の進化を遂げた日本風餃子。ラーメンほどではないにせよ、本場で食べられている中国餃子とは違って当り前です。オリンピックが「NIPPON GYOZA」を世界に売り込む起爆剤となったら、愉快ではありませんか。