「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

猛暑の中の五輪日々雑記

20210806

毎日、暑いこと熱いこと。こんな中でオリンピックが行われていることに、今更ながら驚き呆れます。全身から湯気が出ているような選手の皆さんには、心から同情します。


中でも、今大会初登場のスケートボード。日本選手の大活躍は嬉しかったですが、コンクリートの塊が太陽に照らされ焼け付いている中での競技、想像しただけで何だか気持ちが悪くなりそうでした。選手たちは意外と平気そうにもみえましたが。テニスやゴルフも大変そうですね。彼らは競技時間が圧倒的に長いし。


招致の時、2013年に「五輪が開催される東京の夏は温暖で、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候です」とプレゼンしたのが嘘だと海外の関係者らが憤慨しているようです。私も当時、こんなデタラメ言っていいの?と思いましたよ。


でも選んだIOCだって馬鹿じゃあるまい、8月の温度湿度の平均値くらいは裏を取ったんでしょう?その結果東京が選ばれたのですから、そんなこといつまでも言われたって困りますね。運もある、去年の8月ならだいぶ涼しかったのでは。


大スポンサーである米国テレビ局の意向で五輪が真夏に行われていることは、誰もが知っています(人気競技の決勝開始時間なども)。アスリートファーストが聞いてあきれますが、少なくとも今のところ開催期間を秋にずらそうという動きは見えません。


当初日本時間昼頃に予定されていた屋外競技が、猛暑を避けて夜に変更されたりしています。米国チームが予選敗退したりしてアメリカでの視聴率が望めなくなったからできたことでしょう。開催地側の事情を考えても、無観客でなくては昼から夜への変更は簡単にできなかったでしょうから、怪我の功名か。


マラソンなど札幌に場所を移して本当に良かった。今年の東京では、冗談ではなく死者が出かねません。でもトライアスロンは東京でやったのですよね?とても綺麗とは言い難い東京湾で泳いだことも含め、事故がなくて何よりでした。


温暖化が叫ばれるさなか、このままでは真夏に五輪を開催できる都市は少なくなってゆくでしょう(もちろん、IOCの我儘を素直に聞いて契約する都市も)。TVという媒体が今のような力をいつまで持つかも含めて、今後長い目で見ていきたいですね。

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