開会式感想日々雑記
20210724
最初から最後までしっかり観ましたよ。途中、バッハの長弁舌の間だけトイレ休憩しましたが、出てきてもまだ話をしていたのにはびっくりしました。
以下、感想です。
・動くピクトグラム実演の評価が高いです。これはどう見ても小林賢太郎のネタですよね?TV的にはまことにテンポよく面白かったが、もし観客がいて会場で見たらどうだったかな。
・ドラクエに始まりゲーム音楽での入場行進、私には曲と場面のつながりは全くわかりませんが、知っている人にはとても面白かったのでは。
・森山未來のダンス、登場時間は少なかったですが、印象的でした。この人はいい役者だと以前から思っていますが、ダンサーとして見る機会が今までありませんでした。
・選手宣誓で、宣誓した人の紹介がまったくなかったのは、どういうわけでしょう。実況もまったく触れず、テロップもなかった。山縣亮太、石川佳純、審判やコーチの代表の人たち、怒っていいんじゃね?
・ドローンの地球儀は、お見事。
・TVクルーの出演は何のパロディのつもりかわかりませんが、ただただ不愉快でした。
・ヘイジュード、アジア代表がなぜいなかったの?
・アイウエオ順の選手入場はユニークで面白かった。次にどこの国が登場するか予想するのは楽しく、疲れました。イで登場しなかった「英国」には笑いました。入場者を歓迎する会場スタッフ?の皆さん、いい雰囲気を作っていました。長時間お疲れ様でした。やっぱり私は、入場行進が大好き。
・入場した選手たちの人数からして、セレモニーまで残っていた人が明らかに少なかったのでは。選手入場だけして、そのまま裏口から直帰した人もかなりいたと思われます。カザフスタン旗手の女性は、まさにお姫様でした。ネットで話題になったのも当然かと。
・上原ひろみと海老蔵の共演は、意味不明。海老蔵でなくてサプライズで野村萬斎ご本人に出てもらえば良かったのに。
・聖火入場。ボレロの音楽は、場面にいちおうハマってはいましたが、あまりにも凡庸でした。この日使われた音楽の中では明らかに異質で、追放された小山田氏の曲をキャンセルした代わりにはめ込んだのではないかと想像します。巨人軍3人組、ちょっと痛々しさが漂いました。最終点火者の大坂なおみは、サプライズなさすぎです。
五輪の開会式は、本来ならば会場にいる人のためにあるべきだと以前から思っています。それをそのまま中継すればいい。TV視聴者のための演出や別の場所で撮った映像などが幅を利かせるのは、好きではありません。しかし無観客となってしまった今回、開会式中継がTVのためになってしまうのは、仕方ありませんね。総じてこぢんまり感の漂う開会式ではありました。