「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

レベル1しごと

20210218



16日、長野県は県独自のコロナ感染状況を示す警戒レベルを全県で「1」に引き下げました。6段階中最も低いレベルで「平常時(感染者の発生が落ち着いている状態)」にあたり、昨年11月3日以来です。


他の都道府県同様、年末年始には感染者の報告が急増していました。一日数十人という日が続いたりしましたが、2月に入ってからぐっと減り、この一週間では感染者ゼロという日も珍しくなくなっています。ほっとします。


特に上伊那地域では1月21日以来、感染者は報告されていません。早い話がこの地域には今のところ、コロナウイルスはいないということです。大変ありがたいことです。


ほっとはしたのですが、私たちの切実な関心事はご想像の通り、これによって飲食や観光のお得意様に客が来るのかということです。県では「会食の際は感染防止に十分注意を。普段会わない人との会食は特に注意を」と県民に要請しています。十分注意するとは、具体的にどうしたらいいのでしょうね。


消費者は長く続いたステイホームに慣れ、外で食事することを敬遠するようになってしまいました。心無いマスコミや一部政治家によって、飲食店を訪れるのがまるで悪いことであるかのように意識に植え付けられました。これを払拭するのは容易ではありません。(もっと深刻なのは「感染したことが悪だ」と思われるのを皆が恐れていることですが、いまはそれには触れないでおきます)


経済対策を検討されているようです。もちろん早急に、効果的な対策をお願いしたいが、金をまったくかけずにできることがあります。それはリーダーが率先して「外食もしていこう」と呼びかけることです。


長野市長が大勢の新年会を行ったとしてメディアに攻撃されたことは1/17の記事で書きました。感染対策をしながら経済を回そうとの信念を持って行ったことです。責められるようなことなど何もありません。立場のある人たちが「飲みに行きたいけれど、何を言われるかわからんから…」と言うのを時々耳にして、本当に悲しいです。何を言われたっていいではありませんか。


感染が広がっていた時期、職員社員に、場合によってはその家族にまで「外食禁止令」を出していた事業所や団体がいくつもあると聞いています。ぜひ考え直していただきたいです。レベル1になってもまだそんなことが続くとは思いたくないですが。


誰だってわざわざコロナにかかりに飲食に行くわけではありません。店も客も、リスクを少なくするよう気を付けています。レベル1まで抑えたのを機に、社会が日常を取り戻す方へ一歩足を踏み出してもらいたいのです。

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